コラム 【もやもや】オリンピックチケット当選報告のSNSが湧く裏で…「当たった自慢がムカつく」と言う人たちの心理~その2~

「SNSって、向こうは不特定多数に向けて発信しているわけだけど、見ているこっちは自分だけに届いているみたいな錯覚あるじゃないですか。ムカつく原因のすべてはそこにある気がします。私の友達で、“娘のダンススクールの待ち時間にパチリ”とかってカフェでの自撮り写真をやたら上げてる子がいるんですよ。まぁ、かわいいですよ、確かに。でも、それ見ちゃうと“これを私にどうしろというのか……”というアングリした気分になるんです。でも、1回深呼吸して、“この投稿は私にではなく、公共のシステムを使って彼氏(彼女は離婚して目下独身)に送っていて、そして世の男性たちにもかわいいアピールしているだけなんだ、私には関係ないんだ”って思って心を落ち着かせています。そうすると、たいがいのことは許せます」(39歳・営業)

「新製品やかわいいものや、おいししもの、あと流行ってるものとポット紹介以外のSNSは私にとっては基本不要です。それ以外の、意見とか呟きとかは、全部クズだと思っています。スクロールする時間もムダだと思うし、搾取されているような気がしてイラつきます。もう、“情報”以外は投稿するのやめてってくらい。そして情報は、ちゃんと場所とか値段とか、そういうスペックをしっかり書いて欲しい。すんごいおいしそうなレストランの料理の写真があって、“気の置けない仲間とご飯。あー楽しかった”とかいうだけの投稿も、本当にイヤ。まさに使えない……っていうやつですね」(42歳・PR)

「インスタだけのことになっちゃいますけど、iPhoneですらそうとうカメラのクオリティー上がっているさなか、構図ヘタ、色彩ダサいみたいな画像投稿を見ると、なんでこんな投稿するの?ちょっとは仕事しようよ、って思っちゃいます。そりゃ、もともとはインスタはインスタントに動画を投稿するプラットフォームとして登場しましたよ。けどでも、センスのない人は見るだけにしてほしいし、投稿したかったら、努力してほしい。“流行ってるし面白そうだからやってみましたテヘペロ”みたいな舐めた感じがして、むかむかするんです」(37歳・制作)

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なんとなーくわかったのは、投稿そのものというより、その投稿に至るドラマ?ストーリー?に不穏なものを感じると、人は地味にムカっとするようです。深読みしすぎっていうところもありますけど、こんなふうなメンタルでこの投稿はなされたのではないか……という深堀りが負の気持ちを引きだすようです。とはいえ、そんなことを気にしていたら何も投稿できませんからね。SNSが好きな人は、基本的な節度をもって楽しんでみてください。ただし、「私、強運です」投稿は若干控えたほうがいいかもです。狙われやすい傾向がありそうです。

ネガティブよりはポジティブな発信の方がいいに決まってる。とはいえ、人の自慢話は聞いていて楽しいものではない。

 
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