コラム 【もやもや】使いかけの口紅だって高級ブランドなら買う!売れる!30~40代のフリマアプリ利用事情~その1~

しかし、2015年のリニューアルに伴い、男性も利用可能に。女子の園だった「フリル」が荒れだしました。出品アイテムもそうですが、「誰か、自分の服を喜んで着てくれる人に買ってもらえるのが嬉しかったのに、その買い手が男性で、しつこく絡んできたりされて本当にイヤだった」など、イヤな経験をした人も出てきました。そのため、「フリル」から「メルカリ」にアプリを変えたという女子も多いです。とはいえ、売れたら支払う出品手数料が「メルカリ」が10%に対し、「フリル」は3.5%。どちらにも出品して売れたほうで売る、「メルカリ」では値段設定を高くして出品するというツワモノもいます。

「メルカリ」は、今やフリマアプリの代名詞ともいえるもの。個人売買の老舗サイト、「ヤフーオークション」から派生したアプリ「ヤフオク!」にも現在はフリマ機能がありますが、「ヤフオク!」より「メルカリ」のほうが30~40代女性には親近感があるよう。実際のところ、出品手数料は有料会員なら8.6%と安く、会員でなくても「メルカリ」と同じ10%。しかも、「メルカリ」や「ラクマ」は入金の引き出し手数料が200円ほどかかりますが、「ヤフオク!」は無料です。出品も慣れれば1分程度で行なえます。「『メルカリ』が出品や購入がいちばん簡単でしょ?」というのはある意味思い込みなのです。ちなみに筆者は「ヤフオク!」派です。

しかし、「メルカリ」が他のフリマアプリと大きく違うのが、売り上げ金を引きださずに、そのお金を「メルカリ」での購入代金支払いに使えること。つまり、現金のやりとりなく「メルカリ」内で買い物をし続けられるわけです。そのため、普通にお店や公式WEBサイトで買える服でも「メルカリ」で売っているなら、「簡単に買えて家に届くから『メルカリ』で買っちゃおう」となるのです。その上、現在はメルペイが導入され、「メルカリ」での売り上げ金を全国80万か所のiD対応店舗で使える仕組みに。しかも、2019年3月にはLINE Payと業務提携を発表。電子マネーが強くなれば、引き出し手数料を払わなければいけないというシチュエーションはますます少なくなるでしょう。30~40代の働く女性のフリマアプリ「メルカリ」最強説は、しばらく続きそうです。

とはいえ、フリマアプリは基本的に「相手が誰だかわからないまま売り買いする」もの。便利でお得なお財布が常にピンチな女子たちの強い味方なだけでは終わりません。また、リユースや中古が当たり前の世代でも、「これはさすがに買いたくない」というものもあります。その2では、働く30~40代に聞いたフリマアプリトラブルと、フリマアプリで買えるもの買えないものを紹介します。

売るほうも買うほうも、一度ハマってしまったら、二度と抜けられなくなる魅力がフリマアプリにはあるのかもしれません。

フリマアプリで買いものをするときの注意点は?使用済みのスキンケアアイテムはNGだけど、メイクアイテムはOK?アンチフリマアプリの意見まで一挙ご紹介。~その2~に続きます。

※2019年7月17日現在の数字です。

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