コラム 【もやもや】 台風のときも1人…孤独や心細さ以上に独身アラサーの気持ちをザワつかせたこととは?~その1~

台風の大変なさなかに何をやっているんですか……ともっと大事なことがあるでしょうにと思うわけですが、この一連のやり取りを目にして「つくづく女の闇って深いと、台風で引きこもっている部屋の中で震えた(笑)」という人も少なくありませんでした。災害時、不安しかない状況では軽めのエンターテイメントは必要です。しかし、一方で、「独身ってだけでかわいそうって思われているんだなって思った」と深刻にとらえる人も。

実際の独身アラサーひとり暮らしに聞いてみると「確かに家が揺れるから怖かったし窓もいつ割れるんじゃないかってハラハラはしたけど、別に心細いとかなかった」「心細いとか感じる余裕もないほど怖かった」「むしろ家族がいるほうが、守らなくちゃいけないものが増えるだろうし、ひとりでよかったと思った」「親から心配される電話がガンガンかかってきて、もう何にもできないのに心配だけされても……って面倒くさかった」などで、悲壮感はゼロです。しかし、既婚者は、とくに、そのTwitterの発信者のように結婚を夢見て全力で婚活に取り組んできた人には、そうは思えないのかもしれませんね。こんなものはほっておくしかありません。気にするにしても「こう考え方が偏るから婚活に躍起になるのは控えよう」などと、反面教師として活用する程度にしておいたほうが賢明です。

しかし今回の台風、そしてこのツイートは、1人で過ごした独身アラサーに「結婚はそんなにいいものなのか」「自分に結婚は必要なのか」を考えさせるきっかけにはなりました。なので決してムダだったわけではありません。1人で備え、1人で耐え、台風一過ののちは近隣住民とともに再生作業を粛々とする……。そんななかで「自分が彼氏のことをそんなに好きじゃないことに気付いた」「男に頼って生きていかなくてもイケるんじゃないかって勇気出た」「伴侶なんていなくても、それ以外の人間関係がちゃんとあれば戸籍上は孤独だけど生き方は孤独じゃない」などと、自分の今とこれからの人生を見つめ直した人も多かったようです。具体的に見てみましょう。その2では、あずき総研が独身アラサーに聞いた「台風19号が私に教えてくれたこと」をご紹介します。~その2~に続きます。

独身VS既婚のマウンティングはタイミングを選ばない。それは未曾有の台風のときでも。

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