コラム 不要不急の外出自粛要請も、リモートワーク認知拡大にはつながらない?各社の事情~その1~

新型コロナウイルスの感染拡大が広がり、しかも収束の見通しが立たないせいで、不安ばかりが募る今日このごろ。感染しない、感染させないようにするしかできることはないわけですが、その手段が飛沫感染対策のマスクとうがい、手洗いしかないという心持たなさも、人々の心に影を落とすようです。

周囲の働く女性たちからも東京都で感染者が確認されたあたりから、「外に出るのが怖い」「会社に行きたくない」という声が多く聞こえ始め、SNSで流れるフェイクニュースを真に受けて必要以上に恐怖している人も続出。それでも、「みんな出社しているし、自分だけ出社しないというのは気まずい」「自分が休んでもスムーズに仕事がまわっちゃったら、自分がいらない人間だって認定されちゃう」などという理由から、ビクビクしながら人混みの中に飛び込んでいくのです。

マスクが買えない、どこにも売っていないというニュースが取り上げられていることも、恐怖をあおる結果になっているような気がします。“マスクを持たざる者”である状況が不安で不安で、そこからとにかく脱しなければという、もはやパニック状態です。ある30代女性は、入手困難が続くマスクを「背に腹はかえられないから」とネットショップで購入。なんとその額、50枚入りで1万7,700円です。

商売ですから、需要があるということをバリューとして、価格を吊り上げて販売するというのは販売者の権利です。とはいえ、なんだかもやもやしてしまいますし、それ以上にその額でも買ってしまうほど追いつめられているという、買う側の心理に胸をえぐられます。今、自分たちは無力でとても弱い立場にいるのだと思い知らされるためです。

リモートワークが一気に進む!?

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