コラム 東京2020オリンピックが1年“程度”延期は残念なこと?働く女性たちの本音~その1~

新型コロナウイルスの感染拡大によって、非常事態宣言が出たり、全土封鎖が行なわれる事態になっています。オーストラリアは出入国規制がはじまり、アメリカ・ハワイ州は出入国も禁止され、知事から全州民に自宅待機と在宅勤務命令が。違反者には罰金と禁固刑が科せられるという徹底ぶりです。世界が新型コロナウイルスの蔓延を、どうにか防ごうと全力を注いでいます。

NHKの報道によると、24日時点で重症者がクルーズ船を除くと65人、亡くなった方が43人と、世界的に見ると少なく、封じ込めの効果が出ているという見方もあります。とはいえ、ここ数日で、感染がわかった人の数が急増していることも事実。「自粛疲れ」「コロナ疲れ」などという言葉がネットのトレンドになっていますが、自分は大丈夫、人に感染させることも自分がかかることもない、という過信は大間違いです。

筆者も実は、街ゆく人皆がマスクをしている光景は異様に感じ、むしろ怖いと思ってしまうタイプです。しかし、そのくらい今は非常で異常な事態。マスクをしないで咳をしているほうがよっぽどマナー違反だし、マスク姿がダサかろうがなんだろうが、「私はコロナにかかる気もなければ人にうつす気など毛頭ありません」というアピールとしても、マスクは有効です。マスクが品薄であることが悩みのタネでありますが……。

慎重なほどコロナに気を付けている人と、普段通りの生活を続けている人、今はその差が本当に大きいと感じます。マスクを買うために早朝からドラッグストアの入口に行列をつくるというのもどうなのかな、逆に風邪をひいたりしないかな、と思いますし、「どこにいってもかかるときはかかるから」「必要以上にビビッて誘っても出歩かなくなる人って、人間が小さいと思う。推しは何をおいてもいちばん大事」と、推しのイベントに行くのもどうかと。

集団花見の無理やり敢行もそうですが、「たくさんの人がいる場所に自分から出向くなんて、かかりに行ってるとしか思えない」ということ。ですが、それはそれで国が強制しないかぎり、本人のモラルによるところでしょう。それはもう、「本人が好きなことをしてかかるのは勝手」。他人がどうこう言うことではありません。しかし、問題なのは「それがまわりまわってこっちがうつされることになることだってある」ということです。働く女性たちからは、「そういうことを考えられない人間って好きになれない」という声が多かったです。イベントに対する興奮度が高まって、目に見えもしない、実態もわからない、そしてかかってもいない新型コロナウイルスにまで気がまわらなくなることもあるのかもしれません。

筆者が先日ちょっと大きめにもやっとしたのは、仙台に聖火が届き、そのお披露目が行なわれたときのテレビニュースです。5万人が訪れたそうですが、現場でインタビューを受けていた女性が、自身はマスクをしていたものの、抱っこ紐の中の赤ちゃんはそのまま無防備だったこと。ご本人は「人生の中で、こんなに特別なことはないから、ひと目見ようと思って。いい記念になりました」とにこやかに語っていましたが、その間じゅう、見てるこっちは、この赤ちゃんは大丈夫なんだろうか、ここで感染しちゃったりしたら、このお母さん、めちゃめちゃ自己嫌悪になるんじゃないかと余計な心配をしてしまいました。

素人目にも無理だろうと思っていたけど、ようやく延期決定に

1 2