コラム 食べ過ぎる、集中できない…新型コロナウイルスによるリモートワークがつらすぎる理由は?~その1~

とはいえ、スーパーなどの日用生活品の店の流通は止まらないらしいし、プライベートな外出を控えて自宅に籠って仕事をするということ自体は、世界的にみても全体主義でありガマン強さに定評のある日本人にはさほど難しいことではないのでは、という意見が圧倒的です。また、自宅勤務要請が出たばかりのころは、ネット環境とパソコンさえあれば基本的な作業ができるという職業の人は、「意外と普通に仕事ができる」「リモートワークはなかなか快適」という声が多かったのも事実。着替えやメイク時間、通勤時間が短縮できるなどといったメリットを上げる人も多かったです。

しかし、期間が長引くにつれ、家庭内に不和が起こっているという話も出てきています。

「同居している母親から“家にいるのに仕事ばっかりしている”って嫌味を言われて。そんなこと当たり前なのにって思うし、職場ほどスムーズに仕事ができるわけじゃないから基本こっちもイライラしているし……」(24歳 ・メーカー勤務)、「出社していないぶん、上司からのネット経由での圧もすごいし。ストレスの溜まり方が尋常じゃない」(29歳・ IT関連会社勤務)や、「6歳の子どもと24時間一緒の空間にいるというのがつらい。だんだんとノイローゼ気味になってきた」(36歳 ・出版関連会社勤務)など、精神的ストレスに苛まされている人も多いようです。「仕事という同じ目的をもっていない人のそばで業務をするということが、どれだけ面倒くさいことなのか、会社に通っていたときには考えもしなかった」(32歳・アパレル関連会社勤務)という声も。

事務職のひとり暮らしの人たちからは「仕事をする場所が変わっただけ。なんとかなっている」という声もありますが、その一方で、「ひとりでいると、もしもコロナに感染していて急に倒れたらどうしようという不安がどんどん広がってきて、怖くてしかたがない。ちょっと咳が出るだけで震える」という意見も。「ずっと家にいるから食べることだけが楽しみになっていて、気がついたらデブ一直線でした」(38歳・メーカー勤務)と、ストレス解消を食に求めてしまったことを嘆いている人も少なくありません。どんな暮らし方をしていても、すでにリモートワークに限界を感じているようです。

コロナが関わっていなければ、リモートワークのストレスもこれほどではなかったでしょう。しかし、コロナ自粛とリモートワークが並行して行なわれたことによって、「やっぱりリモートワークってダメよね」という雰囲気になりそうな予感も……。

その2では実際に在宅勤務、リモートワークになった働く女性たちの今のリアルな声を紹介します。~その2~に続きます。

思ってたほど優雅ではなかった……という人も。

1 2