コラム やっと?ついに?……緊急事態宣言、発令直後の働く女性のリアルな声~その1~

4月7日19時、ついに政府から緊急事態宣言が発令されました。それまでも「緊急事態宣言」という名前はついてはいないものの、自粛要請は再三ありました。そして発令前から、今回の緊急事態宣言は、国民に対する強制力や罰則を伴うものにはなりえないともあちこちで報じられていました。そのため、初のリモートワークに四苦八苦しながら働いている人も、それまでの日常とさほど違わず通勤している人も、発令直前まで「緊急事態宣言が出たからって、今の状況からいったい何が変わるの?」という疑問をもつ人が多かったようです。

飲食店やサービス業などが大打撃を受けているという報道に伴い、自粛と補償の問題が浮かび上がってきています。また、今現在陽性になった人たちの中には、3月に夜遊びや花見や会食、旅行などをして感染していた人もいたようです。確かに気が緩んだ3連休がありましたが、「うつしたくない、うつりたくない」と危機感をもって過ごしている人と、そうでない人の差が大きいということなのでしょう。

ちゃんとしている人は既にしているし、しない人はしないんじゃないか……そんな思いもあり、働く人たちの中には、いよいよ緊急事態宣言が発令されるというとき、「希望がゼロになった」と肩を落とす人もいました。

<希望がゼロになった人たちの声>

「緊急事態宣言が出されるとニュースになった時点で、勤務している保育園の5月までの園イベントがすべて中止の決定が出されました。

子どもたちもかわいそうですが、1時間に1回、全員の子どもと自分たちを検温し、手に入らないマスクを自作して。とにかく園から感染者をひとりも出さないようにって緊張しながら過ごしてきて、今のところなんとかやってこられたから、5月の連休明けには連続した有給休暇がとれるかもしれないって、それだけを楽しみにしていたんですが……。そんな浮ついた気持ちを知られた時点で、白い目で見られそうな事態になってしまいましたよね。同僚全員、夏の旅行もキャンセルしていました。公務員という立場としては、それが当然という風潮がありますからしかたがないんですけど、やっぱり心情的には、がっかりというのが本音ですよね……」(保育士・37歳)

「強制力もない緊急事態宣言なんて、正直迷惑でしかありません。私の職場のオーナーの嫁が、もともと口を出してくるタイプだったんですけど、緊急事態宣言が出されるってなってから、さらに“私、経営者としてちゃんと対策してる感ださないと”とか思ったんでしょうね。さらにうるさくなってきて。

内容は“接客中にはちゃんとマスクしていますか”“アルコール除菌を徹底してくださいね”とかなんですけど、マスクやアルコール除菌液ってもう簡単に手に入らないじゃないですか。だからって、会社から支給されるわけでもないんですよ。だから、ただ言いたいだけなんだなって思います。一応、“はい、承りました”って返事して、100円ショップで手作りマスクの材料買って、手洗いうがいを徹底して、アルコールはないから熱湯消毒とか現場は対策してますけど、余計なストレスがかかってます。だったら、大手みたいにうちも店を閉めてほしいです」(販売・32歳)

やっと宣言を出してくれた……という声も

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