コラム 県境移動解禁だけど…様子見派と旅行欲満々派との軋轢~その1~

移動自粛が全面解除になった初の週末、前年6月より人が集まった観光エリアも

 
6月19日、自粛要請されていた都道府県境をまたぐ移動が全面解除されました。「我慢できたのは5月の連休明けまで。もうストレスで気が変になりそうだった」「自粛警察におびえずに外出できるだけでも嬉しい」と解禁を喜ぶ声も多いです。
 
初の週末となった20日は、全国的に観光地への人出が伸び、長崎市の観光通りや神奈川県の江の島など、去年同月より上回った場所もあるほど。
 
人々の封印されていた外出欲の爆発をひしひしと感じるわけですが、ネットやテレビなどで紹介される観光エリアは密も密。「解禁されたんだからマスクしてれば出かけていいんでしょ?」というのは間違いないですし、行きたかった人と店を開けたかった人の蜜月の状態は、ほほえましくもあります。
 
しかし、というか、だからこそ、こんな密が今OKなら、夏祭りや花火大会やフェスや海水浴場やプールの中止の必要があったのかというもやもやを感じてしまいました。親のヒステリーで、大切にしていたおもちゃを取り上げられた子どものような気分です。2020年のちゃんとした夏を返してほしい……。
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