コラム 松本まりか人気で確信した「大人ぶりっ子は女子にもモテる」説~その1~

何より見た目が若い

女優デビュー作である『六番目の小夜子』(NHK教育)やティーンモデルを務めていた『ピチレモン』(学研)時代から好きだったという同世代は「あのころから怖いくらいに全然雰囲気が変わってないのがすごい」と言います。また、 『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』 で注目されたときは33歳でしたが、 そのときに松本さんを改めて認識した女性たちも、「25~6歳くらいかと思った」「学生服着ていたら高校生にも見えそう」という見た目も「いい」のポイントとなっているようです。

丸顔じゃないし、目がくりくりしてるわけでもなく、つまり、「いわゆる童顔」というわけではないのに若くててかわいく見える、という奇跡。これはいったいなんなのでしょう。これはもうバランスとしかいいようがないのでしょうが、しいて言うなら口でしょうか? ポテッとしていてかわいいし、新垣結衣さんもそうですが、笑ったときに口が横に大きく開くというのは、めっちゃかわいいですよね。それが少女っぽい可憐さを醸している……の、か、なぁ。

もうひとつ、これかなぁというのは、松本さんはしっかりメイクした顔よりも、すっぴん風ナチュラルメイクのほうが断然かわいい、というのがあります。

今はメイクでいくらでも若々しく見せられる時代です。肌と眉毛を整え、アイラインを入れ、まつげをカールさせてマスカラをきれいに塗って、ハイ&ローシャドウで立体感をつくれば、少なくともマイナス5歳くらいにはなるものです。しかし、素人がそれをすれば、きちんとしているという点ではアリですが、「作りこんだ感」は否めません。 だからこそ、田中みな実さんもそうですが、すっぴん風ナチュラルメイクのほうがイケているというのは、「すごい」し「憧れる」し「好き」を集める要素になるのかな、と。

あざとかろうとなんだろうと「かわいい」ものは「かわいい」

そして、もっとも松本さんが女性の共感を得たのが 『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』 の“あざとかわいい ” 演技だったということは間違いありません。途中でクレイジーな方向へと進んでホラー感が増しましたが、それはそれでハマっていたし自然な流れとして共感さえ得ていました。

30代女性が、石原さとみさんがドラマで演じた役でもっとも憧れるのが『失恋ショコラティエ』だということからもわかる通り、 「かわいい自分」に憧れるのです。そして、 あざとく狙ってようが、素であろうが、「かわいい」は「かわいい」のです。天然と言われることも多い綾瀬はるかさんも36歳になる年ですが、うん、やっぱりかわいい。

ご本人も「人に対する“あざとかわいい”はおもてなしのひとつだと思う」と言っていましたが、例えば合コンで「媚なんて売りたくない」とブスっとし続けていれば、それはそれで迷惑ではないでしょうか。そっちのほうがいいですか?ということで、その2では、「30代のぶりっ子について」、働く独身30代女性の意見を紹介します。その2に続きます。

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