コラム 松本まりか人気で確信した「大人ぶりっ子は女子にもモテる」説~その2~

“あざとかわいい ” 演技でブレイクした松本まりかさんから、「30代ぶりっ子」について考えている今週の女のもやもやセラピー。その2では、働く独身30代女性の意見を紹介します。 その1はコチラ

「おばさん」になる必要なんて一生ない

「徹夜もできないし肌もイマイチな日があるし、 20代に比べたら老けたなって思いますし、30代になると職場での立場もできて、“かわいいだけでは許されない”面もあります。でも、正直、“かわいげがなかったらもっと許されない”ということのほうが圧倒的です。

仕事がしっかりできるなら、かわいいほうが絶対得だと思います。中年の上司たちからしたら、30代なんてまだまだ若いし。そういう現状でイキってると思われるほうがよっぽど生きづらいと思います。私自身としても、女性はいつまでもかわいらしさがあったほうがいいと思っているので、たとえどうでもいい人からぶりっ子と言われようと、徹底的に貫きます。かわいさの勉強のために深キョンと松本まりかの写真集、買いました」(人材コンサル・34歳)

「 例えば、50代の女性が80年代のアイドル歌手のようなミニスカートに頭に大きなモチーフがついたカチューシャをつけている、というスタイルはさすがに違うとは思います。あれは当時だって衣装ですもんね。それを普通に着ていたら、いくら好みだとしてもコスプレになってしまう。

でも、もう中年だから、体形を拾わない緩いワイドパンツしか履かない、という女性よりも、スカートが好きだから、スキニーパンツが履きたいからジムに通って体を作っているっていう女性のほうがよっぽどステキだと思います。私が深キョンに憧れるのも、もともとかわいいということもありましたが、その上でストイック方向にシフトしていったからです。常にビキニになれる体に整えている人って魅力的だなと思います」(出版関連会社勤務・35歳)

「ちょっと世代が上になりますが、天海祐希さんにしろ、吉田羊さんにしろ、松雪泰子さんもそうかな、いわゆる“カッコいい”役を演じる女優さんたちも、バラエティ番組とかに出ると、やっぱりかわいい部分を見せるじゃないですか。ちょっとおっちょこちょいだったり、ユニークな趣味があったり、ケラケラと笑ったり。そういうところがあるからこそ人気があるんだと思うんです。ツンケンしていたり感じが悪かったりするよりも、ぶりっ子のほうがよっぽど好感度高いです」(IT関連会社勤務・34歳)

ぶりっ子できないと損をする?

「派遣社員の女性で、男性社員の前でやたらキャッキャはしゃぐ先輩がいるんですが、正直、いつまで女やってるんだ?って思ってしまいます。でもそれって近親憎悪的な感じもあって。年齢が上の人たちに先にやられてしまうと、こっちはもう冷めちゃってできなくなっちゃうし、そのせいでどんどん老けてしまいそうな気がします。

実際、私よりもよっぽどその女性のほうが人気ありますし。居場所を侵食されている感じがちょっとずるいなと思います。こうやって1年1年、年を取っていくのも怖いです。そういう意味では、ぶりっ子のほうが年齢関係なく勝ちですね。だからといって、男性にあんな態度をするのは、私は自意識が邪魔してできません」(メーカー勤務・32歳)

「松本まりかの顔って、“ 険がない ” んですよね。 ぶりっ子してても嫌な女だなっていうよりも、おもしろいって思っちゃう。 得ですよね。羨ましい。

美人なときとかわいいときがあって、そこはかとない色気もあってかわいらしいっていうのは、例えば吉岡里帆とかもそうなんですけど、吉岡里帆は女からすると魔性系に傾きすぎっていうか……。 松本まりかも壇蜜に似てるっていうところでいうと、エロいんですけど、友達になれそうな感じがあるんですよね。下積みとはいわないまでもずっと20年も頑張ってきたっていうところがアリなのかな。

田中みな実も、とことん美容にこだわってるとかそういう努力みたいなところは共感しやすいし。私は好きではないですけど、同世代に人気なのはわかります。なんか、いつも人目を気にしてドキドキしているっていうところが、自分の敵じゃないって思わせてくれるんすよ。本当はぜんぜん高い位置にいるんですけどね(笑)。うまいなぁとは思います。松本まりかも、弱音を吐く系、というところでは田中みな実と似てますね。仕事がちゃんとできるっていう実績があるうえで、人に弱みを見せられる女は強いです。手を差し伸べてあげたくなるもの」(IT関連会社勤務・36歳)

☆☆☆

わざとらしい愛らしさやかわいらしさのアピールを“ぶりっ子する”と言いますが、「わざとらしい」と感じるかどうかは、あくまでも主観です。「あざとい」もしかり。もともとは、どぎつい、とか、たちが悪いとか、小狡いとかいう意味ですが、「あざとかわいい」というときには、「狙っている」といった程度で、わざとらしく感じるかどうかは、受け手にかかっています。

相手がどう思うか、なんていうのは、永遠にわからないものですから、自分が心地いいようにするのがいちばんじゃないですかね、ということで筆者はぶりっ子推奨派です。賢ぶっていちいち突っかかってこられるよりもよっぽど愛おしいと思います。

あとストイックなのも大事。

プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。