コラム なぜ?30代独身女性に増える「マンション買っちゃおうかな」症候群~その1~

コロナ禍でも分譲マンションの売り上げは堅調

コロナ禍で経済不安も大きくなっている中ですが、全国の分譲マンションの販売数は、去年と肩を並べたというニュースがありました。

生涯もっとも大きな買い物といえる超高額商品ですが、買い控えという状況にはどうもなっていないようです。むしろ、こういった不安が募る日々が長引くと「安心」への欲求が高まり、それが持ち家購入に直結するという分析もあります。

「家」は生活の基盤となるもの。それを手に入れた自分はもう安心、大丈夫、不安は消え去ったと思えやすくなるということです。また「借り暮らしは仮暮らし」なんていう言葉もあります。 持ち家を手に入れることで、そんなフラフラした状況からおさらばして自分は人生の足固めをしたのだ、という充足感も得られるでしょう。

これも、「自分は安心だ」という説得材料になりますよね。とはいえこれは、家族持ちの話、独身は関係ないーーかと思えば、実はそうでもないのです。特に、婚活をこじらせている30代女性が「一生独身かもしれないから、もう、マンションでも買っちゃおうかな」と口々に言い出し始めています。「独身かもしれないから」と「マンションを買う」がどこでつながるのでしょうか。「かもしれない」はあくまでも仮定です。その仮定にのっとって高額な買い物をするというのは、あまりにも無謀な気がします。でも、本当に多いのです。これはなぜなのでしょうか。

ということで、今週は30代独身女性がなりがちな「マンション買っちゃおうかな」症候群について考えてみたいと思います。

1 2