コラム 「本気の婚活」に本当に使える?未婚30代のマッチングアプリ事情とは~その1~

マッチングアプリで婚活できる?

緊急事態宣言は解除されたものの、各地で最多の感染確認がされたり、大阪府、兵庫県、宮城県に対してまん延防止等重点措置を初めて適用することが正式決定されるなど、どうしても今しばらく「窮屈」にならざるを得ない状態は続いています。さらに地震が頻発するなどで心細さも高まる中、「コロナ禍が明けたら婚活再開しよう」「恋活したい」「彼氏ほしい」と言っていた未婚の30代女性たちが、ちょっと気になっているのが「マッチングアプリ」の存在。

ネットなどでは頻繁にその名が知られ、一部の男女ではもはや「出会いのニューノーマル」とさえ認知されているマッチングアプリではありますが、利用したことがない多くの人たちにとっては、「最後の砦」感はやはり強烈なようです。

「冗談で、マッチングアプリに登録しちゃおうか、などと友達同士で話している」などと苦笑いしながら話してくれる30代未婚女性も、心なしか「冗談で」を強調しているかのような雰囲気があります。そこには、「マッチングアプリには興味はあるけど、そこで知り合った人と本当にお付き合いできるとは思えない」という、根拠のない思い込みのようなものが見て取れます。

実際、30代の未婚女性の婚活は、マッチングアプリで本当に叶うものなのでしょうか。

Tinder(ティンダー)でも30代婚活に使える

世の中には数多くのマッチングアプリが存在します。その中で、結婚相手探しに特化しているとされる御三家が「ユーブライド」「ブライダルネット」そして「ゼクシィ縁結び」です。

これは男女ともに有料で、本人確認やプロフィールの設定などもしっかりしていて、「限りなく、お見合い」「本人の結婚への情熱が本物であれば、最短1か月で相手が見つかる」という声も聞かれます。

しかし、これが曲者で、「話がこわいくらいにとんとん拍子に進んでしまう」ために「今すぐ結婚したいわけではないんですよね……」「ただ、自分の婚活市場の価値が知りたいだけなのです」などという女性たちは、あっという間に脱落してしまいます。そして、「実は自分は結婚に憧れていただけで、本当にしたいわけじゃなかったのかも……」という、もっともしっかり考えねばいけない問題にぶち当たってしまうのです。

逆に、20代が多く利用するとされ「もっともカジュアルなマッチングアプリ」といわれているのがTinder(ティンダー)です。

男女ともに無料で、プロフィール項目も最小限。「アプリ上では既婚か独身か、という婚活女子にはもっとも重要なことさえ、入力が必須ではない」というやんちゃぶりで、利用者が自分のPR文を書くところに、「カラダ目的です」など書く人もいるし、「マッチングして最初のやりとりで、“ヤリモクですけどいいですか”と聞かれて即ブロックしました」という女性もいました。

こういったタイプが多いアプリのひとつがTinderとされていますが、意外(?)にも、利用している30代婚活女性は少なくありません。後半で本人談を詳しく紹介しますが、

「ちょっといいなと思った男性がクズだったり、怪しいビジネスや投資の話を持ち掛けられたりということもゼロではないですが、マッチングアプリでイヤな思いをするかどうかの確率は、リアルで会う人よりちょっと多いかなというレベル。でもそれも、出会う……というか、やり取りする人が多くて母数が増えるからなんですよね。そう考えると問題視するほどではないと思います」

「本気のマッチングアプリって、あまりモテない人が登録するような印象。Tinderは流行ってるから、ちょっと話題づくりもかねてやってみようかな、っていうイケメンや高スペックの人も意外といるんです。あと、ほかのアプリは中高年が多くなるけど、Tinderはちょい年上が好きで、30代と付き合いたいって密かに思っている20代男子の発掘もしやすいんですよ」

という意見もありました。100人とマッチングして、20人と実際に会い、1人とはカジュアルな友達になり、別の2人とお付き合いしたという33歳の女性は「結局別れちゃったのですが、最後、どちらの男性も“結婚を視野にいれて付き合っていた”と言っていました。私が最終的に決め切れなかっただけで、遊び目的でなく婚活でTinderを使っている男性もいるし、私がどちらかのお相手にYESと言えば結婚できたんだろうなって思うと、婚活だからTinderを外すというのは、安易な考えだと思います」だそうです。

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