コラム 結婚願望のない彼氏とはいつか結婚できる……?~その1~

イマドキ、「女性の結婚適齢期は〇歳」などと言えば、あちこちから強めのお叱りの言葉をいただくわけですが、それでも、今は36歳くらいまでに結婚できれば「よかったね」「ちょうどいいんじゃない?」といわれる範疇なのではないでしょうか。そして、未婚のまま36歳あたりが視野に入ってくると、ちょっと本気で婚活に焦る時期なのではないかと感じています。

彼氏はいるけど結婚する気がないみたい

「出会いがない」と愚痴るなら、自ら出会えそうな場所に片っ端から行ってみればいいし、「いい人がいない」と嘆くなら努力以上にある程度の妥協も必要、という話を常日ごろ繰り返し言っているわけですが、では、「彼氏はいるけど結婚してくれない」という場合は、どうすればいいのでしょう。

「結婚に支障のない年齢になってお付き合いすれば、数年後には相手からプロポーズされて結婚できる」というのは、もはや都市伝説なのかもしれません。実際、国立社会保障・人口問題研究所の第15回出生動向基本調査によれば、恋愛結婚した夫婦の平均交際期間は約4.3年。けっこうな長さです。30代半ばとなるとけっこうなハードルです。

また、今、女性に比べて、男性の結婚願望は圧倒的に低いと言われています。窮屈なうえにお金もかかる。しかもなんだか責任も重い。ーーこの3トップを凌駕する「結婚のメリット」が明確にならないと、どうしても「すぐに結婚したい」にはならないようです。

さくっと結婚できる人って何が違うんだろう

とはいえ、世の中、結婚している人はたくさんいます。

総務省の発表によれば、2000年代、日本の婚姻数はマイナストレンドですが、それは人口にも関係していますし、2019年には、7年ぶりの増加。女性の平均初婚年齢は2014年から29歳です(男性は31歳)。平均ですから、10代初婚の方が下げているという可能性もありますが、ひとつの目安にはなるでしょう。

では、そのお相手の方々が、結婚に舵を切った理由はなんなんでしょう。比較的多いのが「彼女のほうから“結婚しないなら別れる ” と言われた」というケースでした。

「ひとりで住んでいた部屋の契約満了期日が近づいたときに、当時の彼女から“この部屋の契約更新をするなら別れる” と言われて、一緒に住む提案をしたら“結婚前に同棲はしない”と言われ。結婚するか別れるかの2択しかなくて結婚を選びました」(出版 34歳)

「同じ年の彼女の誕生日に一緒に食事をしていたときに“年内に結婚しないなら、誕生日をふたりで祝うのはこれが最後だ”と言われて。じゃあ、結婚しましょう、と僕から言いました。まるで予想外でした」(建設 33歳)


「付き合って3年くらい経ったときに、彼女から“私との関係をどうするか決めて欲しい”と言われて、困っていたら、“わかった。それが答えなんだよね”と。それ以降、1か月ほど連絡が途絶えていたのですが、僕のほうが耐えられなくなってプロポーズしました」(不動産  36歳)

筆者の知人には、「自分から結婚を迫るなんてプライドが許さない。相手からプロポーズされるまで自分からは絶対に匂わせたりなんかしない」と言って、10年後に「お待たせしました」と言われて結婚した女性がいますが、「忍耐勝ち」は極少数で、女性の方から煮え切らない彼氏に対して「別れる」という切り札を出すのは一般的なのかもしれません。

1 2