コラム もう何をして過ごしたらいいかわからない……独身30代女性のコロナ禍のストレス解消法~その2~

終わらない「コロナ禍」。「寝る」のも「映画やドラマを見まくる」のも「ていねいな暮らし」もやり飽きた、独身30代女性の「まさに今」のストレス解消法を紹介します。その1はコチラ

運動・アウトドア系

「自粛初期のころは、撮り貯めていたドラマを観たり、 Netflixで韓国ドラマを一気見したりしてたんですが、朝から晩までソファから動かず、お腹が空いたらウーバーイーツという生活をしていたら、知らないうちに5kgも太ってしまい、これは本当にまずいと思っていたところに、同僚がボクササイズを始めたと聞いて、私も体験参加してみました。

めっちゃきつくて、ボクササイズ前の筋トレ段階で笑っちゃうくらいつらいんですが、同じフロアで同僚も頑張っているのが見られるし、一緒に笑えるから楽しいんです。今、週3で通っているんですが、同じクラスの人たちとも話せるようになって、“また、明後日ね~”って言えるだけでちょっと嬉しかったりして。ダイエット的な結果はまだ全然ですが、週3で通えるのも、残業ゼロとリモートワークのおかげだし。趣味として続けたいと思っています」 (建築会社勤務・32歳)

「学生時代からの友達と、グループLINEで、もう、これ以上家にいて誰とも会えないとウツになりそう……とかいう会話をしていたときに、一緒にやっても密にならなそうだし、室内だけど空間広いし、簡単そうだからやりに行ってみない?と言われたのがボルダリングです。

誘われたときには、ただ壁を登って疲れるだけで何が楽しいんだろうって、ちょっとめんどくさかったのですが、みんなと会えるならって思って参加したんです。それがけっこう楽しくて(笑)。

どの石を使ってどうやって上がるかって考えるのも面白いし、登っているときって、登ることだけに集中しているから、雑念に惑わされないんです。しかも、物理的に顔をあげているからずっと上を向いているという状況。単純な話ですが、気持ちも前向きになるんですよ。スパイダーマンだったり、『ミッション:インポッシブル 』 のトム・クルーズになったような気分にもなれて、登り切ったときの無敵感もすごいし。今は、毎週通ってます」 (飲食・34歳)

「ソロキャン、始めました。と言っても友達と行って、昼間は一緒にすごして、テントだけ別々っていう、なんちゃってソロキャンですが(笑)。かわいいウエアや道具はネットで買って、友達とは現地集合、現地解散。それでも、同じことを近い場所でやってるっていう安心感というか幸福感はあるし、お外で過ごす時間はやっぱり癒されます。火を起こして水を沸かして、自分でカリカリ挽いたコーヒー豆で入れるコーヒーを野外でゆっくり飲むってだけでサイコーですよ。

これから季節もいいから、コロナ中でもしばらく楽しくできるんじゃないかと思っています」 (IT関連会社勤務・34歳)

「車を買って、学生時代にちょっとだけやっていたサーフィンを再開させました。今さらサーファーでもないだろう……って思ったんですが、もう家にいるとクサクサしていたので。

海までひとりでドライブすることも、ビーチで波の音を聞いていることも、波に乗れなくても、海面に板で浮かんで波の揺れと一体化している状況もリラックスできます。家に帰ったらくたくただし、TikTokとかYouTubeでサーフィン動画を見たりしていると、癒やされながらアッという間に時間も過ぎていくし……。友達に話したら、知り合いのサーフィン好きの男性を紹介してくれて。LINEで繋がってやりとりしてたら、一緒に行こうなんていう話にもなって。ちょっと盛り上がっています(笑)」(PR会社勤務・31歳)

「職場の友達と高尾山に登りました。お昼前に現地で集合して、行きはゆるゆると歩いて登って、帰りはロープウエイで下って、お蕎麦食べて解散。夕方までには家に戻ってこれるくらいの自然との戯れが気持よくて。体にもいい気がするし、コロナ自粛のせいで体重がヤバめになった仕事仲間と“デ部”っていう部活を作って毎週登ることになりました。ちなみに“デ部”は、外出するっていう意味の“出”るの意味をかけたネーミングです(笑)」(出版関連会社勤務・33歳)

インドア系

「コロナ禍で自炊に目覚めて、けっこう作っていたんですが、それももう限界な感じで。パンやスイーツ作りも、ひとりだと作っても食べなくちゃいけなくなるから、結果、太るんです。

で、今はベランダでミニ菜園を始めました。育ててるのはトマトとオクラ。最初はハーブもやっていたんですが、とにかく量が増えるし、実際買ったほうが安いんですよ。トマトとオクラは、ヘルシーだし、育ってるのも簡単だし。お水をあげて、葉っぱに水滴がキラキラしているのを見てるだけで癒されます。この夏は、自分で作ったトマトとオクラで痩せる予定です!」(IT関連会社勤務・34歳)

「この期間中に、どんどん“捨て活”して、もう捨てるものがない……っていう状態にしていたのですが、まだまだコロナ禍は先が長そうって思い“この夏には着るだろう”“もう少ししたらさすがに使うだろう”と残していたものも処分し始めました。

例えばパンティストッキング。普通に出社していたときには、常に20足はストックしていたんですが、第1回捨て活でそれを半分にしたのですが、今回、未使用以外はすべて処分しました。靴も、まだ履けるから、ヒールの剥けを修理して使おうととっておいたものも処分。あとは、自転車用のレインウエアとか、雨用シューズとか、予備として3個以上あるものも、2個までにしました。

まだ悩んではいるんですが、炊飯器とかホットプレートとかももう使っていないから、次はそれなども処分して、もう、何もない暮らしにしちゃおうかと思っています。そしたら、気分転換も兼ねて、もうちょっと安い部屋に引っ越そうかな」(PR会社勤務・33歳)

☆☆☆

筆者は捨てられないタイプの人間なので「何もない暮らし」にシフトできるというのは、それだけで尊敬してしまいますが、コロナ禍をきっかけに「ゼロからやり直す」というのもいいのかもしれません。新しいものを手に入れるには、それが入る空間が必要です。中途半端にするよりも、うまくいく確率もあがりそうで、未来がうわっと開けそうなイメージがあります。閉塞感が強いご時世を逆手に取るというのも、「コロナに勝った」感が得られ、ストレス解消になりそうです。

出会いもある、かも。

プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。