コラム 羨ましいのはお似合いだから、だけじゃない!30代未婚女性が新垣結衣と星野源の結婚に憧れる理由~その1~

昨日、5月19日の夕方、速報扱いでネットを駆け巡った女優の新垣結衣さんとアーティストの星野源さんの結婚ニュース。

「最初はテレビドラマの番宣かと思った。“あれ、逃げ恥、またやるのかなぁ”って」といったおとぼけさんが発生するくらい、「お似合いだし、ふたりが結婚したら素敵だなぁと思ってはいたけれど、まさか現実になるとは」と驚いた人が圧倒的多数でした。それは、第一報を報道した男性アナウンサーが「みなさん、落ち着いてください」と視聴者に呼び掛けたことからも伺えます。しかし、その驚きは、ショック(もちろんロスという気持ちはあれど)というより、嬉しさにつながっている感じ。周囲でも「胸がキューンってなりました」「負け惜しみとかカッコつけじゃなく、心の底から嬉しい気持ちが湧きあがった」と言う女性が多いのです。

新垣結衣さんも星野源さんも、とても好感度の高い人気有名人です。単に「芸能人の中で好き」というだけでなく、限りなく恋愛感情に似た感覚で応援しているファンも多かったに違いない存在ですが、「ショック」「ロス」を凌駕するほど祝福の声が大きいのは「そうなってほしい」「そうなったらいいな」と思っていたことが実現したという、ある種の達成感を得られたからなのかもしれません。

夏目三久さんしかり、戸田恵梨香さんしかり、石原さとみさんしかり。周囲に知られないまま静かにお付き合いされていて結婚に至る、という30代芸能人のサプライズ婚報道が続いています。そして、このスタイルが、同世代の女性に感慨を与えています。もちろん、芸能人という立場は一般人とまったく違いますし、常に人目にさらされ、追いかけまわされている生活です。だからこそ「誰にも知られない」という状況を維持するのは、本当に難しいだろうなということは簡単に想像できます。

そして「誰にも言わない」ということが至難の業であることは、女性ならみんな知っています。「好きな人と付き合えたことが嬉しいから、つい人にしゃべりたくなっちゃう」といったノロケ心も、ふたりの関係に悩みが生じたときに誰かに聞いてもらいたかったりする気持ちも「普通の感覚」といえます。また、「恋人がいることを大切な友達に言わないことが、相手に対して不義理な気がする」という気持ちも少なからずあったりなかったり。

そういった感情をすべて乗り越えられるというのが、まずすごい。意思の強さって愛に比例するのかもしれない、とすら思ってしまいます。そして、同時に「ふたりの中で完結している関係」というのも、とても素敵です。 まさに、「全世界を敵に回したってあなただけいればいい」の状況です。これは、もはや非現実的で、ファンタジーですらあります。

もし自分が新垣結衣さんと、あるいは星野源さんと付き合って、秘密にできるだろうか、いやムリ。っていうか、誰と付き合ったとて、ムリ。SNSで匂わせたり、相談めかしてノロケたり、マウントをとってくる女性を呆れたり腹立たしく思う一方で、「まぁ、人間、そうはなるよね……」という気持ちになるのは、多かれ少なかれ、自分もそういう精神状態になるかもしれないことがわかっているからです。匂わせなしのサプライズ婚は誰にでもできるものではない高尚なもの。賛否の“否 ” の声がまったく上がらないというのも納得です。

とはいえ、次々と30代の人気女優さんが結婚していくと、ある種の「ジャンルは違えど、結婚に焦らず、仕事を頑張っている同志」感をもっていた同世代の未婚女性は心にぽっかり穴が開いた気持ちにもなるようです。「新垣結衣さんも独身だし、バラエティ番組とかでオフの日はほとんど家から出ないって言っていたし、自分と同じ、って思ってたのですが、全然違った。これから私も恋します」と苦笑いで話してくれた女性もいます。星野源さんが演じていた“逃げ恥 ” ドラマの 平匡さんみたいに、ふたりの関係を前向きに構築できる素敵な人に出会えるといいですよね。

その2では、新垣結衣さんのサプライズ婚を踏まえて、30代女性が憧れる結婚についてのコメントを紹介します。 その2に続きます。

最新の憧れ婚は「匂わせない婚」