コラム このLINE続ける意味ある?30代独身女性の恋愛がなかなか先に進まない~その1~

巷では、先週に引き続き、新垣結衣さんと星野源さんの結婚関連ニュースが湧いています。

一部報道で1月に放送されたドラマ「逃げ恥」のスペシャル版撮影終了後からお付き合いされたと聞けば「ほんの数か月で結婚の決断をして発表までの根回しができるなんてすごい」と思い、いや、数年前から交際は始まっていたようだと聞けば「そんな長い期間、別れることなく付き合い続けられるなんてすごい」と、なります。 近い将来結婚したいけれど、なかなかたどり着けない……という婚活沼にハマっている30代の独身女性は、相手が芸能人であれ身近な友人・知人であれ、誰かが結婚する・したと聞けば、「なぜ自分だけがなかなかできないのか」という壁に毎度ぶち当たるものです。

自分の何がよくないのか……という自問自答の先にあるのは、「人は求めていないものは手に入らない」という哲学的な帰結です。つまり、彼氏ができないのも結婚できないのも、自分では無意識ながら、実はさほど求めていないのではないか、ということもあるのかもしれません。

そして、多くの独身女性たちは、その発想に膝を打ち、「自分は世間体とか親の圧が苦しくて逃れたいだけで、本当は(まだ)結婚したくないのかもしれない……」と、思考を強制的に一時停止させるわけですが、実際のところ、結婚って「強く求めないとできないもの」なのでしょうか。

34歳の女性は、マッチングアプリで知り合った男性と数回デートをし、LINEで毎日やりとりをしていますが、「結婚はおろか、今は週末のデートすらままならないんです」と肩を落とします。「もともと、結婚に対するお互いのステイタスが“いい人がいたらしたい”というところで合っているし、私としては気が合うと思うし、会っているときには、私に好意をもってくれていると感じたりもするんです。

でも、とにかく展開が遅くてイライラしてしまいます。ドライブしたり、映画を観たりするのは楽しい。毎日連絡が来たりするのもうれしいです。若いときはそれだけでも、自分はその人の彼女だと思えたりもしたものですが、この年になるとそうも思えず……。今はほぼLINEだけのやりとりだし、それだけなら同時に複数の人と連絡とるのも簡単じゃないですか。

でも、こっちからガツガツ行くのも違うかなぁと思うので、感情を分散させるために、私も同時進行で別の人ともLINEのやりとりをしているんですけど、いちばんいいなと思っているのはその38歳の男性なんです。だから、もうちょっとなんとかならないものか、っていうか、相手がエンジンかけてくれないかなって思うんですけど。

彼にとって、私は暇つぶしの相手なだけなのかな、と思うこともありますが、その判断をどこでつけたらいいのか……。このままだと、自分の気力が続かなくて、フェードアウトしてしまいそうです」(メーカー勤務 34歳)

この彼女のケースを 「人は求めていないものは手に入らない」 というものに当てはめるとすれば、「彼女の無意識が実は求めていないのです」となりますが、お話を聞く限り、その人と結婚できたら、という強めの気持ちも感じます。相手におざなりにされているから、意地になっているだけ?の可能性もありますが、それって本人でもどうなのかわからないのかもしれません。

LINEでのやり取りを見せてもらうと穏やかそうな男性ですし、フェードアウトしてしまうくらいなら、最後にもうちょっと女性側から積極的になってもいい気がしますけど……。自然消滅って後で「もうちょっと、こうしたほうがよかったかな」ともやもやしがちなので、決着はつけたほうがいいのでは、と思った30代独身女性の例でした。その2では、せっかくいい感じになってきたのに、逆に決着を早くつけようとして大後悔した女性のエピソードをご紹介しましょう。

その2に続きます。

デートの話につながらないじれったさ。