コラム 奢られたいのに払っちゃう「与える女」は不幸ですか?~その1~

男女のデートは割り勘が一般的と言われる令和になった現代にも、30代独身女性の中には「デート代は男性が払うのが当たり前」と考えている人が一定数います。

その多くが「こっちはその分おしゃれして、楽しい気分にさせてあげているんだし」という思考だと思われるフシがありますが、それよりも、女性は、男性が身銭を切ってくれること=愛情を感じる、という図式が無意識下にある、というほうが強いのではないでしょうか。

だから、恋愛感情が伴わない男友達とは当然のごとく割り勘ができても、好きな相手に割り勘されれば「自分のことを好きじゃないんだな」という判断になるし、それが相手から誘われた初デートなら「次はないな」と思ってしまうというわけです。

割り勘にすることで「お金目的で近づいているのかどうかジャッジしている」とか、「この先、対等なお付き合いをしたいというアピールだ」とかいう男性の意図があったとしても、そんなことは本当にどうでもよくて、「身銭を切る価値なし」判定されたと思ってしまう女性のほうが圧倒的。

別に高級なところに連れて行って贅沢させてくれないとダメという話ではないのです。身の丈の中で、ふたりで楽しめる場所で時間を過ごしたときに、男性から「奢りたい」と思われる女性になりたい、というただそれだけなわけです。

しかし、こんな「男性に奢られるのか、割り勘なのか」という2択議論の土俵にも上がれない「なぜがいつも自分が“奢る”ポジションになってしまう」という女性たちがいます。34歳の佐藤ミホさんもそのひとり。

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