コラム 同棲したら結婚できなくなる?経験者が語る「同棲あるある」~その1~

今週の女のもやもやセラピーのテーマは、「30代女性の同棲」についてです。

同棲は結婚につながる?つながらない?

筆者は、相手との結婚に迷っているならという限定で、同棲はアリだと思う派です。それは、実際に一緒に住んでみないとわからないことがたくさんあるからです。それは結婚も同じですが、離婚のほうが体力も気力も使います。同棲の段階で「無理だな」となれば、少なくとも、その相手とそのまま結婚して、結局離婚するという状況は回避できます。望まないバツイチになるリスクが減るというのは女性にとってメリットでしょう。

結婚したら豹変するタイプもいますから、同棲で「合格」したから結婚も安泰、というわけではありませんが、筆者の周囲の男性で「同棲中は浮気するし、飲み歩いているし、家政婦扱いだったけど、結婚して子どもができたらめっちゃいい夫、いい父親になった」というケースは1件のみ。同棲からの結婚が(今のところ)うまくいっているのは、同棲中からずっといい感じのカップルばかりです。

そもそも、女性側から「同棲したい」と言って二の足を踏む男性は、結婚する気もないと考えていいでしょう。なぜなら、そういう男性は、一緒に住むことで現在の自由が奪われると考えているからです。同棲すらそうなんですから、結婚の覚悟ができているわけもありません。

では男性から「同棲したい」と提案されるのはどうでしょう。

大好きでずっと一緒にいたいのに、仕事が忙しかったり距離が離れていたりして会える日が限られている、ひとりで家ですごす時間が寂しいなんていうときには、デートしたあとも同じ家に帰れることも、振り返れば好きな人がいる空間も、想像するだけで幸せ。

ですが、それならば結婚すればいい話。男性からの「同棲しよう」という提案には、「結婚しよう」にならない理由があるのです。その理由は、経済的なものだったり、親戚付き合いだったり、自由の制限だったりするわけですが、いずれにしろ、結婚にはなくて同棲にあるメリットだけ享受したい、ということです。

男性が女性の家に転がり込んでくるケースは…

もっとも「ヤバい」のが、男性側から同棲をもちかけてきて、女性の部屋に相手が転がり込んでくるケース。女性が自立している場合は特に、最初は「自分の生活を変えずに、さらに大好きな彼氏がプラスオンされる」と思ってしまうもの。

ですが、「でかくて、寝起きだけして世話の手間がかかるうえに文句を言うという、しゃべる大型犬を飼うような状況になってしまう」(IT関連会社勤務 42歳)と言った人生の先輩を筆頭に、「レスになったうえに、デートして帰ってきても彼はゲームとかしてダラダラしていて、私はごはんの準備をしてっていう生活。自分ばっかりが損している気がしてどんどん嫌いになっていって、最後は目障り極まりない物体に陥った」 (不動産会社勤務 40歳) 、「家賃は折半してくれたけど、光熱費も食費も私持ち。しまいには“飲みに行くお金がないから貸して”とか言われて…。 当時、ひとり暮らしだった彼は無料家政婦が欲しくて、それが私だったのではとしか思えません 」(出版関連会社勤務 39歳)などと、遠い目をする経験者が多いのも事実。

そして、そんな彼女たちは今も独身の人が多いのです。 「同棲したことで婚期を逃してしまった」 「同棲しないで結婚してしまえば、夫婦なんだから、と多少のことは我慢できたはず」「時間を無駄にしてしまった気持ちしかない 」など、後悔する言葉が出たりもします。

同棲を「大人のおままごと」「瞬間的に楽しいだけの夢の時間」と言う人もいる。

しかし、筆者は、結局のところ、当の本人も本当は結婚したくなかったのではと思います。そして、結婚前にその相手が「ナシ」だと気づけてよかった、とも思います。後悔しない同棲をするには、どうしたらいいのでしょうか。

その2では、「同棲あるある」を踏まえた末に結婚した、既婚者たちの意見をご紹介します。 その2に続きます。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。