コラム 早すぎても遅すぎてもダメ…マッチングアプリ経験者の「LINE交換」タイミング~その1~

今週の女のもやもやセラピーのテーマは、「マッチングアプリでのLINE交換のタイミング」です。

だいたいのマッチングアプリのチャット機能は簡易で、LINEを日常的に使っている人にとっては、とても不便です。やりとりの頻度が高まれば、LINEに移行したくなるもの当然のこと。しかし、「マッチングアプリで出会った人」とのLINE交換って、合コンや婚活パーティ直後のLINE交換よりも躊躇が生まれるものなのです。その理由はなんでしょうか。

マッチングアプリの出会いは、言ってみれば仮想世界の出会いです。そこでは、多少なりとも美化を加えつつ作成したプロフィールに即した自己演出もしているわけです。

しかし、普段使っているLINEは、基本的には「まんま」の自分。LINEを交換するということは、相手に対して「心を許した」というアピール、つまり、好意の角度が高いと相手に伝えるタイミングにもなるからです。あまり長引かせたら、気がないと思われてしまうかもしれません。でも、短すぎても都合のいい女にされてしまいそう…。そんな思いは、タイミングを悩ませるひとつの要因となるでしょう。

また、万が一トラブルなどが起こった際に、ひとつでも相手に個人情報を教えてしまったことは、後悔や恐怖に繋がったりもします。ストーカーまがいのことをされたら…?などと考えてしまえば、実際に会うまではLINE交換しないほうがいいのでは?という考えも浮かびます。しかし、このコロナ禍。いつ会えるやもわからない状況です。

「LINEを使わずやりとりしていたけど、スタンプも使えなくてかわいくないし、動画も遅れなくて盛り上がらないし、文章打つのもめんどくさくなって、結局、やりとりするのを諦めてしまった。自分から言うのもガツガツしているように思われるかもと思って言えなかったけど、LINEに移行しませんかって言えばよかった…」と後悔している人もいました。

では、順調な彼活・婚活に繋がるLINE交換のナイスなタイミングというのは、いつなんでしょうか。そして、どのようにしたら自然なんでしょうか。

この連載で、過去に取材した女性で「LINEに移行したくて、チャットのやりとりの中、“なんか、このアプリのチャット、使いにくいね ” と水を向けたら、“さくらか”のひと言コメントが来たきり音信不通になってしまいました」という人がいました。

「 その人は、マッチングした中で、かなり好きなタイプだったので、本当に残念です。自分では、その人とのトークが楽しいっていう気持ちをアピールするつもりで、普段の自分よりは、確かにはしゃいでいるコメントをしていたんですが、それがわざとらしくて、相手の疑心を生んでいたのかもしれません。その流れでLINE交換を求めたから、ダメだったのかも」と分析していました。一生懸命楽しい会話を盛り上げて、その上で打診でも、うまくいかないことがある、最悪終わってしまうこともある…これだからLINE交換のタイミングって難しいのです。

ではどうすればいいんでしょう。

「2日後に返信したけど返事が来ない」なんてことも。逃した魚は大きい?

筆者の私見ですが、マッチングアプリは「本当の顔が見えず、共通の知り合いもいないぶん、リアルな恋愛よりリスクが多い」という面と、「リアルでは手に入らない出会いがあり、ダメでもあと腐れなく切りやすい」という面を天秤にかけ、デメリットは危機管理で解消できるし、メリットのほうが高いと判断した人が積極的に利用している、という印象があります。

そういった人は、いろんな意味で“できる”人。なので、マッチングアプリの利用でもPDCAサイクルが自然と生まれてどんどん利用スキルがアップしていきます。そのせいで、「もっといい人と出会えるのでは」という欲が出て、マッチングアプリ沼から抜け出せないというデメリットも抱えていますが、LINE交換までのステップは軽やか。ということで、 その2では、百戦錬磨のマッチングアプリ30代ユーザーと、マッチングアプリで恋愛成就した30代女性の、LINE交換のタイミングについて、ご紹介します。
その2に続きます。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。