コラム 恋愛じゃムリ…30代女性が「癒やされるもの」ってなんですか?【前編】

今週の「女のもやもやセラピー」のテーマは「30代女性が癒やされるもの」についてです。みなさん、何かしらお持ちなのではないでしょうか?でも、みんなは何に癒やされているのか興味がある、という人は、いろいろ試してみたものの、まだ本当に癒やされるものに辿り着いておらず「これじゃないかも」ともやもやした気持ちになっているからではないでしょうか。

大自然の「癒やし」はギャンブル要素が大きい

例えば「海」。海に出かけて「癒やされる~♪」という気持ちになったり、実際に言葉に出してみたことがある人は少なくないと思います。美しい青と白のコントラスト、包み込むような広大さは、ただそこにいて眺めているだけでゆったりと、のんびりとした気持ちになれます。また、波の音には、人にリラクゼーション効果を与える1/fというゆらぎがあるといわれていますし、常に癒やしスポットの上位にランキングされます。

しかし、海で癒やされるのは、抜群のコンディションの場合限定です。

「癒やされたいと思って車で海に向かったけど、大渋滞にハマって…。駐車場にも入れずUターン。疲れて帰ってきただけだった」(32歳 会社員)「お酒を飲んでバーベキューしている若者集団が大音量で音楽かけていて、気分ぶち壊された」(33歳 会社員)「強風で海が荒れ荒れ。砂浜を歩こうにも、砂が勢いよく飛んできて、髪の毛も服もシオシオに…。癒やされるどころじゃなかった」(30歳 会社員)といった経験が1度でもあると、疲弊摩耗したときに、素直に「そうだ、海に行こう!」とはなれないでしょう。なぜなら、癒やされる確約がないからです。

夕暮れの海も確かに癒やし。ただし、強風で曇天で波が荒れていたら話は別。

森林もしかり。特有のすがすがしい香り、木漏れ日、ちょっとひんやりとした空気などが相まって、こちらも癒やしスポットとして定番です。とはいえ、「別荘を持っている男性に誘われて、複数人で泊まりに行ったのですが、早朝にたたき起こされ、山中を“気持ちいいだろう?”と強要されながら2時間も歩かされました…。朝露で地面がぬかるんでいて靴はぐちゃぐちゃになるし、ちっとも癒やされなかった」(33歳 会社員)「友達と奮発して山奥のちょっと高めの秘境旅館に泊まったけれど、全日土砂降りで。たどり着くまでも大変だったし、湿度のせいか、虫が大量発生。深夜、部屋の露天風呂に入っていたら巨大なクモに遭遇して、絶叫してしまいました」(34歳 フリーランス)といった可能性もゼロではないのです。

「絶対に、確実に癒やされたい」と願う30代女性にとって、天候に左右される「癒やし」は、全幅の信頼を寄せられるものではないのかもしれません。

1 2