コラム 恋愛対象だったのに…30代女性が「次はないな」と思った男性エピソード【前編】

今週の「女のもやもやセラピー」のテーマは「恋愛と婚活」です。先日、心理学好き仲間の知人から、「男性は、相手を恋愛対象で見ようとすると見た目へのジャッジが厳しくなるから、容姿によっぽど自信がある人を除いて、同僚・友達レベルから関わっていくほうがよい」という話が出ました。

これを聞いて、同席していた女性は「じゃあマッチングアプリなんて、ハナからムリじゃない」と反論していましたが、逆に言えばマッチした相手は、自撮りのプロフィール画像で第一関門クリアと考えることもできます。

それよりも筆者がひっかかったのは、「そんなの女性も同様ではないか」ということです。その知人は「女性の場合は、経済的能力や内面を重視する傾向が強い」「女性は見た目以外の要素がクリアされていれば、相手の見た目を自分好みに変えればいいと考えるが、それと同様の意識をもつ男性の絶対数は女性に比べて圧倒的に少ない」と言っていました。

みなさんはどう思いますか? 見た目のジャッジ、女性も厳しくないですか? マッチングアプリや知人の紹介はもちろん、これまで同僚や友達としか思っていなかった相手をひとたび「もし、この人と付き合うことになったら…?」と恋愛対象群に入れてジャッジをかけるときに、なにをもって「アリ」か「ナシ」を仕分けけているのでしょう。

今回は、30代独身女性に聞いた「結婚を視野にいれたお付き合いを考えて出会った相手と“次はないな”と思った男性のエピソード」をご紹介します。

清潔感のある見た目で会ったけれど…

「見た目は重要ですよ。だってマッチングアプリでは、1日に20人くらいい“いいね”が来るんですよ。そこから誰と会うかを選ぶのって、やっぱりいちばん最初に出てくるプロフィール画像です。鼻毛が出ていたり肌がきれいに見えない人は即、パスです。なんで私に“いいね”つけてきたの、と腹が立つくらいですよ。適当に撮った写真を投稿している人に本気の人はいないと思います。

そんな中、爽やかで目元が優しい男性とマッチングして、会ったことがあります。たまたま相手が提示した金曜日の夜がちょうど仕事の予定が空いていて。こういうのがご縁って言うんだろうなって感動したりして(笑)。その日までのやりとりもスムーズだったし、会ったときも楽しかったんです。

ただ、その翌日、“おはよう”ってLINEが来たあと返信したら“今日はどうする?”って来て。私、そのときに、え、今日も会わなきゃいけないの?って思っちゃったんですよね。そして、連日会うのはめんどさいと、瞬間的に思っちゃったんです。で、お断りしたんですけど、そしたら、その夜に“明日はどうする?”って来て。いやちょっと、これ、毎週やられるパターン?って思ったらゾッとしちゃって…。

本当に好きだったら、会いたいと思うものですよね。なので、本能のところで違うんだろうなって思って諦めました。今考えると、会ったのが楽しかったのも、そのレストランのご飯とお酒がおいしかっただけなのかも。正直、カウンターだったし、相手の表情とか話した内容とか、あんまり覚えてないんですよね」(33歳  広告会社勤務)

飲みを楽しみ過ぎてもいけない難しさ。

「優しさ」の価値も人それぞれ

「知人に紹介された男性とデートしたときの話なんですが。知人から数枚、写真も見せてもらって、“ちょっと痩せすぎってところはあるけど、カッコ悪くはないでしょう?”と言われ、まぁそうだな、と(笑)。芸能人で言うと、松坂桃李さんみたいな雰囲気の人でした。私の好きなタイプの顔ではなかったけれど、イケメンという人も多いだろうし、アリだなって思いました。

で、LINEを繋いでもらって、お寿司を食べに行くことになったんですが、注文の段階で“俺、生ものダメなんだよね”と言われ、驚愕。え、なんで先に言ってくれなかったの?ってなるじゃないですか。そしたら、“煮魚とか焼き物は食べられるから。あと、かっぱ巻きとかたまごとか”。

好きなものを食べていいよって言われたんですけど、相手がおしんこ巻きとお味噌汁飲んでいる横でウニだのアワビだの頼めるわけないじゃないですか。しかも彼、お酒も飲まない人で。久々のお寿司でめっちゃ楽しみにしていたのに、なーんにも楽しくなくなっちゃって。“お寿司が好きって言ってたから”って言われたんですけど、それって優しい…んですかね? 一緒に楽しめるものを選ぶっていう発想にならない人は私にはむりだなって思いました」(34歳 PR勤務)

これから付き合うかもという前提で会った女性と、ウマが合ったから週末の予定を聞いた、お寿司が食べたいというからお寿司に連れて行った…。相手の男性は、自分のどこが悪かったのか、きっとわからないのではと思ってしまいます。しかし、それが恋愛というものなのかもしれません。どちらかが、「ムリだな」と思ってシャットアウトしたら、それで終了なのです。引き続き、みなさんのエピソードを紹介します。

後編に続きます。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。