コラム 30代の「好き」はどこから生まれる?婚活女性に聞いた「相手を好きと自覚した瞬間」【後編】

「好きっていう気持ちがどういうものだかわからない」というもやもやを解決すべく、30代女性が「相手を好きと自覚した瞬間」をリサーチしている今週のもやもやセラピー。

後編では、前半に引き続き、30代女性の意見とともに、同世代の男性が「相手を好きと自覚した瞬間」もご紹介します。

【前編】はこちら

相手の温度感に寄せていく、という「好き」の形

「私にとっての“ホントの好き” は、その人の近くにいると、なんかドキドキする--というときなんですけど、ある意味吊り橋効果的な? 体質的にMだからなのかもしれなくて。それでけっこう失敗してしまっているので、どんなドキドキであれ、“ドキドキはなし!ドキドキした人は追いかけない” って決めてるんです。

で、今は、自分のことを気にかけてくれる人を、私も好き、っていう感じでいっています。その人がどういう気持ちで気にかけてるかはそのときどきなので、たとえば、相手がLINEをいっぱいくれたら、私も返すし、っていう感じで、連絡が来なくなったら私も放置。来るものは拒まず、去る者は追わず、です」(34歳 フリーランス)

「私、優しくされると、すーぐ好きになっちゃうんですよ。仕事でミスしたときに落ち込んでたりしたら“なんか、元気ないみたいだけど、相談ごとがあったらLINEしてね”とか言われると、キュンってなっちゃいます。それが何人もいるときには、気持ちも分散できるんですが、タイミング的にひとりだったりすると、その人だけを頼ることになってしまう。そうすると、結局重くなっちゃうみたいで避けられちゃうんですけど(笑)。

なので、恋ができるのは、精神が安定しているとき限定なんですけど…、その中で好きを自覚できるのは、相手のパソコンのキーボードを打つ手とか、ぼんやりコーヒーを飲んでる横顔とかに、ドキってしたときです。

そうすると、どんどん目で追うようになって、相手がそれに気づいて、相手が積極的に来てくれたらこっちも進んでいくっていう感じ。今、いい感じになっている人も、そんな感じです。結婚までいけるといいんですが、始まったばかりなので…。どうなるかはまだぜんぜん、手ごたえもないんですが、とにかく楽しいです」(34歳 派遣)

男性が「相手を好きと自覚した瞬間」は?

「仕事終わって家に帰ってきて、くつろいでいるときに、あの子、何をしてるのかなぁって思ったとき。自分、その子のことが好きなんだなって思います。それでLINEしたりするんですが、返信がくると、放置してしまったり。なんか、相手に好かれているっていう気持ちを温存させておきたいっていう気持ちになってしまうんですよね」(33歳  IT関連会社勤務 )
「例えば、女性の部屋に泊まって、明け方に帰ってきて、少し自分のベッドで寝るっていうときに、その女性の不在を寂しいと感じるときです。それがまた会いたいという気持ちに繋がって、仕事や別の用事をやりくりして、なんとか会う時間をつくるっていう自分に、好きなんだと自覚をします。

ただ、それが長く続くと、仕事に支障がでてしまうので…。プロジェクトとプロジェクトの間のちょっとした閑散期など、一時的になってしまうんですよね」(35歳  広告会社勤務 )
「 とにかく、一緒にいて楽しい、これに尽きます。単なる愚痴とか自分の話とかを延々されると、見た目がタイプだったとしても、時間を奪われているような気がして、もういいかなって思ってしまいます」(34歳 出版)
「自分は太っていて、ぜんぜんカッコよくもないんですが、今の彼女は、見た目も、考え方も、とにかく褒めてくれるんです。カッコいいよね、とか、そういう考え方って偉いよね、とか。否定されないので、安心して話せるし、話したいと思う。あと、すごく、体調とか心配してくれて、実際にマッサージとかしてくれたりして。自分のこと、こんなに考えてくれる人っていないって思ったときに、相手のことを好きだと自覚しました」(31歳 建築関連会社勤務)
「よく笑う女性で、僕がくだらないことを言っても、めっちゃ笑ってくれるんです。その笑顔がとってもかわいくて、こっちも嬉しくなって、笑顔になれるし、好きだなぁって思います」(32歳 製造)

☆☆☆

「話してて、盛り上がって、相手の笑顔がたまらなく“いい!”って思ったとき。わぁ、私、この人好きだーーーー!って思います」(33歳 フリーランス)といった女性の意見もありましたが、「そういうときほど、ガツガツしすぎてしまって失敗する」という声が多かったです。その結果、受け身恋愛が安心っていう気持ちになるようです。一方、 男性のほうは、積極的に好き、という印象がありました。 このバランスがマッチすると成就なのですが、その先の話を聞くと、その気持ちがあまり長く続かないようで……。相手の「好き」をキャッチしたら早めに決着つけるのがいいわけですが、それでガツガツしていると思われると引かれるっていうジレンマ…。んー、難しい!

両思いになれる奇跡、味わいたいですよね。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。