コラム 【男のキモチ】結婚もアリかなと思った女性に「冷める瞬間」エピソード【前編】

今週の「女のもやもやセラピー」のテーマは「男性の“冷める瞬間”」です。 「好き」と言われ、「付き合って欲しい」と、上から目線を承知で言えば“頼まれて”お付き合いをスタートさせたにもかかわらず、相手からいきなり振られる…。これはいったいなぜなんでしょうか、というお話です。

「消防士合コンで知り合った3歳年下の彼氏。身長180cmの筋肉質。見た目から頼りがいがあって、一緒にいると守られてるっていう感じで、すごく心地よくて。本当にこんなラブラブで幸せすぎる!って思っていたら、デートから帰った夜に、いきなりLINEで“俺たちって合わないよね”。って来て、そのまま別れることに…。今、デートの内容を一部始終思い返しても、やっぱりそのデートは楽しくて。どこで合わないって判断されたのか、自分の何が悪かったのか、さっぱりわかりません」(教育関連会社勤務 32歳)

「告白したり、付き合ってという明確な言葉はなかったですが、ほかに予定がない日は毎日会って、カラダの関係もあって、会える日も会えない日も、ほぼ毎日、“おはよう”と“おやすみ”のLINEをしていた男性がいたんです。

でも、ある日を境にパタリと来なくなって、数日待って、さすがに心配になって、私から“おはよう”ってLINEしたんですが、既読スルー。忙しいのかなと思って、1週間後に“大丈夫?”って送ったLINEも既読スルー。音声通話をかけても出ないし。もう、ふられたんだってことは理解しているんですよ。でも、理由が謎のままだから、吹っ切れないんですよね」(出版 35歳)

たとえ相手の胸ぐらをつかんで理由を問いただしたとて、本心は出てこないであろうということは、大人の女性ならわかります。だからそんなことは決してしない、というかできないわけですが、ずっともやもやが残ります。ワンチャンでその相手との復活愛を望むわけではなくても、理由は知りたい。

こういうフラれ方をして、もやもやし続ける女性は、往々にして女子力も自意識も高いのです。そして、一般的な“男性に好感度が高い女性像 ” も熟知していて、男性の前では、それを自分の言動に反映できていると思っています。笑顔を絶やさない、相手を立てる・褒める、束縛しない・問い詰めない、愚痴を言わない、自立する、さりげない家庭的アピール、オシャレに手を抜かない…などなど。「私、そこそこちゃんとしてたよね?」という思いがあるからこそ、「なぜ?」が嵐のように心を荒立てるんですよね。

「好きだった女性に冷めた瞬間がある(そして別れた)」という男性に聞くと、「それは限度の問題なんだと思う」と一蹴されてしまうのですが、だから限度ってどこ?具体的にどういうこと? ということで、根ほり葉ほり聞いてきました。

「相手を肯定する」の勘違い

「仲間内のBBQで合った2歳年下の女性ですが、見た目もかわいらしくて、よく笑う子で、話をしていても本当に楽しくて。そのときは、ほぼ“ひと目惚れ ” と言っていいと思います。BBQってその子の“家庭的度 ” とかもわかるじゃないですか。彼女は気配りもあって、過剰なアピールをすることなく自然で、完璧でしたよ。結婚するならこんな子がいいなって本気で思ったし、僕から積極的にアプローチして付き合い始めたんですよね。

楽しかったのは、何を言っても肯定してくれていたからだと思います。それは間違いありません。ただ、そのときの言い方がだんだんひっかかってきて。彼女、“それって、〇〇ってことだよね?”って、僕の話を要約するんです。最初は好きすぎて気にならなかったんですが、だんだん、断定的なもの言いが鼻についてきて。たまに、ぜんぜん違う捉え方をしているのに“〇〇ってことでしょ?”って言われると、なんだかイラっとしたりもして。

今、説明しているとそんなこと?って思ってきたりもしたんですが、正直、そういう会話のやり取りがキツくなってきて、自然消滅にもっていきました。

今でもその彼女に会うことはありますが、女のプライドなのか、普通に接してくれています。ただ、お酒が入ってからまれるのは勘弁なので、“またみんなで飲もうね”と笑顔で言われるとちょっと焦る自分がいます」(広告会社勤務 36歳)

後編に続きます。

男性が「冷める瞬間」は、女性側にとって「え、そこ?」ってことも多い。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。