コラム 【もやもや】「女は子供をふたり以上産め」「育ててから勉強して専門職につけばいい」とJCに演説する校長が恐怖すぎる件~その1~

がっかり

少子化問題を「女が黙って産みゃーいいんだよ」と短絡的に考えている人がいるってことをニュースで知ると「も~いや~、ブハハブハハブハブハ」とメイプル超合金が頭の中でリフレイン。

みなさまこんにちは。もやもやスプーニスト 白玉あずきです。本日も心の奥底に澱のように溜まる女のもやもやを、上から目線でセラピってみたいと思います。

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本日のテーマは、「権威ある男性からの“女の生き方”押し付け」についてです。

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大阪の公立中学校の校長先生が2月末、朝礼の「校長先生のお話」で「女性に最も大切なのは子供をふたり以上産むこと」となどと発言、さらに新聞の取材に応じた際に「間違ったことは言っていない、産めない女性は寄付をすればいい」とコメントしたことが報道され、ネットで話題になっています。

学校側は抽出の仕方が恣意的であるという理由から、学校のホームページに全文を掲載。しかし、教育委員会からの指導後、「そもそも24時間のみの掲載予定だった」とのことで1日で削除されました。とはいえ、もちろんネットの世界。「魚拓」という名のミラーページがネットのあちこちに残っており、検索すれば今でも全文が読めますが、それを読んでも、やっぱりもやもやさせられます。

 その大きな要因のひとつは、説明が雑、ということです。

当然のことながら、子供を産めるのは女性だけですから、結婚して子供を産むなら、二人以上産まないと人口は減ります。でも先生は、結婚の話には一切触れずに「女は産め」という。こういう雑な言い方を、性犯罪の正当性の盾に利用する輩が出るかもしれないという想像はしないもんなんでしょうか。

「子供をふたり産むことは仕事でキャリアを積むより価値がある」と、未来ある女子中学生に刷り込むのもハテナです。

少子化解消の視点で言えば、まぁそうなります。キャリアを諦め、お子さんをふたり産んだ方に「子供を産み育てることは、社会に貢献していることだから、価値がある」と言うこともあります。でも、実際には必ずしも「子供をふたり産む>仕事をすることで社会に貢献する」とはならないでしょう? なぜに決めつけるんでしょう。

「子育てのあと、大学で学び、医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けばいいのです」のくだりにいたっては、ええ! 専門職だけ!? 職業選択の自由は??? です。

もちろん、子供を育てあげたあと、大学に通い直す方もいますよね。子供を応援するために自分も一緒に受験勉強して、自分だけが東大に受かっちゃった! というスーパーお母さんのニュースを見たこともあります。立派ですよ。うんうん。すごいと思う。でも、それって、個人が自由な意思と希望で行ったことだから、すばらしいなぁ! と思うわけで、「私は勉強が大好きだったのに、親が女に学問は必要ないと嫁に出されてシクシクシク……」というストーリーだったら、ちょっとへこむじゃないですか。
平成も28年となり、元年生まれがアラサー突入の2016年に、なにこの昭和ヒトケタを引きずっている感じ。

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