コラム 【もやもや】「ベッキーはダメだけどショーンKは…ねぇ?(失笑)」。人のウソを絶対に許さない働き女子が、今回の経歴詐称問題にノーリアクションな理由~その1

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東大卒わかる。メリルリンチわかる。マッキンゼーわかる。が、そのあとのミュージシャン目指して(つまり成れていない)姫路の女子高生になるって詐称するほどステキなことかしら?

みなさんこんにちは。もやもやスプーニスト 白玉あずきです。本日の心の底に澱のように溜まる女のもやもやを上から目線でセラピってみたいと思います。

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今回のテーマは「平気でうそをつく人たちとの付き合い方」についてです。

またもや文春発! で、ホラッチョ川上こと、イケメン渋声タレント ショーンKさんの経歴詐称が話題になっています。
あまりに香ばしい詐称がバカ受けで、彼の経歴詐称に倣い、名前を入力するとイカすプロフィールを構成してくれる「経歴詐称メーカー」なるものまで登場する始末。

それと平行して、“この程度なら許してもらえますよね”レベルの小粒詐称のプロフィール修正コメントが芸能界のあちこちから発表されました。
そう、心の中に小さなホラッチョ川上を飼っている人は、けっこういるものなのです。

芸能人だけではありません。
私たちだって、自分が有利に運ぶようなウソをチョロリとつくことがあります。

一番身近なところで言うと、結婚披露宴の新郎新婦紹介でしょうか。
どんなに落ちこぼれであろうが、学校は「優秀な成績で卒業され」る。
紹介している人も、紹介されている人も、そして聞かされている人も、みんなウソだと思っているのに決してなくならない。不思議な風習です。

また、交際した人の人数や転職の回数が多い人が、「少なめに申告する」というのも、そっちのほうがいい気がするからという保身ですが、これだって、いわゆるひとつの経歴詐称です。

ほかにも「合格発表が履歴書提出期限に間に合わないからと、受かっている自信のもとに未取得の資格を見切り発車で記入してしまった」という人(34歳 IT関連会社勤務)もいました。受かっていたからいいものの……です。

そして、「ウソはついてない」と言い張る人もいます。
出版社勤務のA子さん(32歳)は「ここ数年、台所を使うのはレトルトパウチを温めるかコンビニ弁当をレンチンするときくらい」ですが、お花見という名の合コンなどの際には、スーパーで買ったお惣菜をお重に詰め直して持参します。

本人自ら「手作りです!」とは言わないものの、「手作り? と聞かれたら肯定的な微笑みで濁す」という策士ぶり。

「ウソは言ってないですから」と肩をすくめる彼女は、ABCクッキングスタジオの5万7千円のコースに登録しています。だから、「男性にA子ちゃんて料理が上手なんだねと褒められれば、料理教室に通っている……と答える」そう。「まぁ、1年くらい行けてないんですけど(笑)。でも、有効期限内だし、ウソではないですよね」
「それに私、料理を作るの、本当に好きなんですよ。時間が有り余っていればやるんです。あと片付けをしなくていいなら。だから、料理好きっていうのも私にとってはウソではないんです」。

確かに、条件つきの「好き」はもちろんあるし、寝る間を惜しんですることだったり、プロになるのかっていうくらい情熱を注いだけど残念ながらモノにならなかった……というものだったりだけが趣味じゃない。でも、なんでしょうか、このもやもや感。

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