コラム 30代独身女性「クリスマスは好きな人と…」への情熱度合いはどのくらい?【後編】

特定の相手がいない 30代独身女性のクリスマスの過ごし方についてご紹介している 今週の「女のもやもやセラピー」。 後半でも、引き続き、調査したリアルな声をピックアップしていきます。

【前編】はこちら

夢は「イルミネーションを好きな人とふたりで見る」だけど…

「正直、クリスマスまでに彼氏が欲しいっていう気持ちはあります。この先、何回ロマンチックなクリスマスを過ごせる可能性があるかっていうと、当然ですけど、年を取るごとに1回ずつ減っていくわけじゃないですか。1回きりの人生の中で、キュンってできることがたくさんあったほうが絶対楽しいと思うし。

でも、学生時代みたいに、どうしても!っていうところまでのモチベーションはなくて。周囲の友達もふわふわっとしている感じだし、年末進行で仕事も忙しいから、恋活する時間もないんですよね…。そのせいで、恋愛モードに振り切れないっていうか。

もちろん、クリスマスまでに彼氏ができて、告白したりされたりしてうまくいって、その人と、イルミネーションのきれいなところを見に行く、っていうのには憧れますけど、実現の現実味はまったくないです」(メーカー勤務 33歳)

地方の高級温泉旅館を予約中

「付き合っている、とは言えないのですが、恋人と同じみたいな関係の5歳年下の男性がいます。今年の春にアプリで出会って、意気投合して、コロナ自粛の隙間を縫ってデートしたり旅行したりしていました。

そのアプリ自体は、婚活用をうたっている真面目なものなのですが、私も彼も、コロナ禍で仕事が暇すぎて、誰でもいいから話し相手が欲しかった、という程度で利用していたし、年の差もあるから、程よい距離感で遊んでる感じがちょうどよかったんだと思います。

でも、私のほうは、もう少し彼と一緒にいたい気持ちになっている一方で、“通常”が少しずつ戻ってきている彼のほうは、私に飽きたというか、いらないと思っているようで…。LINEの未読・既読スルーが増えたり、返事がきても“ごめんね!忙しかった!”みたいなものだったり。

それでも、クリスマスは一緒に過ごせるかもしれないと思って、10月に、部屋に露天風呂がついている旅館を2泊で取りました。LINEで彼に伝えましたが、既読になっていますが、それについてのコメントはなし。行く気がないのかぁと薄々感じつつも、私も詰めることができなくて。

来週までキャンセル料がかからないから、それまでに決着をつけるか…と思っているんですが、“私のこと、嫌いになったの?”って聞いて終わってしまう関係もつらいと思っていて。なので、このまま当日までスルーされたら、ひとりで行こうと思っています」(飲食関連 34歳)

一人暮らしの部屋で瞑想

「コロナ禍を含め、今年1年、本当にいろんなことがありました。仕事も増えたりなくなったり、結果的に少なくなったりと変化がありました。その1年を自分を静観するために、クリスマスは部屋で瞑想しようと思っています。

なぜクリスマスにわざわざ瞑想するかっていうと、人々が浮かれているからです。“人々が浮かれている時期に、自分には楽しみにできる予定がありません”ーーそんな寂しいことってないじゃないですか。で、じゃあ、自分で予定をつくろうってなったときに、自分へのプレゼントを買いに行こう、ひとりでおいしいものを食べに行こうとなると、集団のなかの孤独、というか、余計寂しさを感じてしまう気がするんですよね。

瞑想するって、家にひとりぼっちでいるだけって思われるかもしれませんが、今ある自分を見つめ直して、これからどう生きていけばいいか、来年はどうしたらいいのかっていうのを考えるのって、ポジティブな行動だと私は思っています。12月24日からの週末は、クリスマスと同時に、お正月休み直前の週末でもあるので時期としてもベスト。自分の心をざわつかせずに、前向きにいるためにも、もっともいい予定だと思っています 」(フリーランス 34歳)

☆☆☆

特定の相手がいない30代女性も、「クリスマスは好きな人と過ごしたい」欲は多かれ少なかれあるようです。しかし、それがあまり強くない、というのと、「よけいに寂しくなるからひとりがいい」という人とで、結果的に「ひとりで過ごす」人がどうやら多い予感です。「気の合う女性同士ではっちゃける」なんてことができたのは、 20代で、まだまだ心に余裕があったから。 「クリスマスで女同士で過ごすと、その場は楽しくても家に帰ってみじめになるから集まりたくない」と言う女性が多く…。それもまた、リアルな気持ちといえそうです。

幸せそうなカップルを見ると、ね…。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。