コラム 恋活、婚活どうだった?30代おひとりさまの2021年「今年のひと文字」【後編】

年の瀬も押し迫る中、30代おひとりさま女性に、1年の総決算として聞いた「今年のひと文字」エピソードをご紹介している今年ラストの「女のもやもやセラピー」。前編に引き続き、みなさんの2021年を綴っていきます。
【前編】はこちら

「呆」。“ゲレンデマジック” 伝説が私の中で崩壊しました

「コロナ禍の自粛が解除になって、でも、仕事はかなり減って暇だったので、ちょうど次の仕事に入るまで日数が空いていた女友だちとふたり、南の島へ1週間の旅行をしました。ふたりとも、車の運転は久々。不案内な旅先であたふたしながらの珍道中でした。

そんな私たちに声をかけてきたのが、現地の飲食店で働いているという二人組でした。そこそこカッコよかったし、偶然同じ年。しかも、とにかくそのふたりには土地勘がある。頼もしい!って思いました。

私たちが訪れた場所は、まだコロナ禍の影響があって、飲食店も通常営業でなくて、彼らも暇。私たちも女ふたりだと少々不安…ということで、一緒に遊ぶことになったんです。冗談めかして“じゃあ、7日間の期間限定カップルだね!”とか言ったりして、ダブルデートみたいに過ごして。私たちもリゾート地だったし、ちょっとはっちゃけたかったんだと思います。

地元の人しか知らない、めっちゃキレイに日没が過ごせる海に行ったり、満天の星が見える場所で写真を撮ったり、観光客が来ないおいしい居酒屋さんに行ったり。 滞在中はずっと、それこそ恋人同士のように過ごしました。 めっちゃ楽しい時間でした。それは本当なんです。でも。

旅先、美しい自然、ステキなホテル、おいしい食事…っていう中で、よく笑う、おもしろくて、頼りがいのある男性と一緒にいたら、絶対好きになりそうじゃないですか。エッチもしました。でも、1ミリも相手に対して“好き”っていう感情が湧かなかったんです。別れるときも、“じゃ、またいつか”ってハグして終了。恐ろしいことに、まったく後を引かなかったんです。 もう呆然です。だから今年のひと文字は“呆”。 自分に呆れました。

帰りの飛行機で女友達にそれを伝えたら、“実は私もなんだよね…”って。このシチュエーションで好きになれなかったら、どこで人を好きになるの? 私たち、どこかに“好きになる”っていう感情を置き忘れてきちゃったのかな…っていう話になって。私たち、大丈夫ですかね?」(33歳 派遣)

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