コラム 【もやもや】自然災害など非常事態時にSNSのシェアに異様な情熱を傾ける人の心理って? ~その1~

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2011年の3月11日はTwitterで電車の運行状況や避難所の状況を拡散していたなぁ。それ以降も、開いているガソリンスタンドやお米や水が売っている場所を教えてくれたり、ホントSNSには世話になりました。


こんにちわ。もやもやスプーニスト白玉あずきです。今回も心の奥底に澱のように溜まる女のもやもやを、上から目線でセラピってみたいと思います。

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今回のテーマは「非常事態におけるFacebookリテラシー」についてです。

4月14日に熊本県を震源地とした震度7の地震が起こってから1週間。多くの方が犠牲になり、未だ行方不明の方、救助を待つ方、そして安心して暮らせる家を失い、今も大きな揺れが続く中で、避難所や車内での生活を強いられている方々がいます。

地が揺らぐというのは、自然災害の中でも特に、逃げ場のない恐怖が本当に大きい。今朝の『おはよう日本』では、少なくとも今後1週間は大きな揺れを伴う地震に警戒する必要があると言っていました。また震度5弱や5強の地震が来るかもしれないと思うと、家の様子を見に行ったり、片付けの算段をつけたりすることも危険だし困難です。3.11の体験もあり、自分ごとのように胸が苦しくなります。

被害に遭われている方々が少しでも早くもとの生活に戻れますようにと心から願うとともに、自分ができることを粛々としようと思う次第です。

支援の輪が全国にますます広がっていますが、初動の情報の収集に役立ったのがFacebookでした。どこで、何が求められているのか、どこに水や物資などがあるのか、続々とシェアされた情報がタイムラインに流れてきました。

トヨタが被災地の通れた道マップを公開したことや、被災地の治安のために私服警官や覆面パトカーがスピーディーに投入されたことなど、企業や行政の活躍を知ったのもFacebook。また、運送会社の輸送配達機能の一部復活や熊本空港再開の情報がシェアで届いたのも、大手ニュースキュレーションサイトの速報より3時間も早かった。

Facebookが人の原動力になった事例がテレビのニュースにも映っていました。

数日前、被災地でテレビの記者が道行く方にマイクを向ける中、たまたま答えた20代の男性。彼は自分のFacabookにシェアされてきた役所の「支援物資提供お願い」の投稿を見て、持てる限りの物資とともに、隣県からひとりで現地入りされた人でした。

「え? Facebookを見ただけでですか?」「こちらにお知り合いがいるというわけでもなく?」という記者の質問に、事も無げな様子で「はい」と答えるその青年。輝いて見えました……。

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