コラム 【もやもや】自然災害など非常事態時にSNSのシェアに異様な情熱を傾ける人の心理って? ~その2~

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精査された画一的な情報だけでなく、より広い情報が簡単に取れるようになったことは、SNS普及のメリットですよね。選び方、使い方のスキルは必要になったけれども。

熊本地震による被災者の方々へのお見舞いの心をもちつつ、いつもの浮かれたFacebookタイムラインに紛れ込む「見たくなかった」シェア&その送り主と、どう向き合えばいいのかを考える今回の女のもやもやセラピー。あずき総研で行った「主なFacebook活動はシェア」な方々へのインタビューを紹介します。

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おひとり目は、33歳、広告関連会社にお勤めのA子さん。

「SNSは個人が得た有益な情報を拡散、共有できるのが最大のメリットだと思っているので、これは、と思ったニュースはシェアするのは当然だと思います」

――特に有益と感じているのはどんな情報ですか?

「通常ですと、食の安全や、原発の話題ですかね。東日本大震災を体験して、すごく物事を深く考えるようになったんです。同世代の独身OLは危機感がなさすぎると思います。危機感を持つべきだと思います」

――Facebookでは、そういった情報をシェアしてる?

「いくつか公開のグループに入っているんですが、そのスレッドの投稿の中から、自分の友達や知人に知って欲しいものを厳選してシェアしています。もちろん、今日食べたディナーとか、女子会で撮影した写真などのオリジナル投稿もしていますよ。あまり偏った投稿ばかりしていると、“そういう人”と思われちゃいますから(笑)」

――投稿を拝見しましたが、けっこう扇動的なものもあったり……。

「そうかもしれません。でも、ぼんやりと生きている人には、ちょっと毒が強いくらいでないと響かないという面もあるんです。アフィリエイト案件をおすすめ顔して投稿したり、リア充ぶりを見せつけあったりするだけがFacebookの使い方ではないと思います。もっと考えて学ぶツールにしないと、いつかは飽きてしまいます。今後、SNSを有効なツールとして生かすためにも、人の気持ちに刺さるシェアの仕方を考えることは大切だと思います」

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