コラム 「なんのために働いてるんだろう」となってる30代独身女性に人生の先輩が贈る言葉【後編】

心が弱って「なんのために働いているんだろう」期に突入してしまっている30代独身女性とともに乗り越えてみたい今週の「女のもやもやセラピー」。その2では、 40代、50代の、人生の先輩方のエールをご紹介します。
【前編】はこち

「30代の“なんのために働いているんだろう”って、結局、現状に満足できてなくて、“なんなんだ、この人生は…”っていう思いから生まれるものだと思うんですよね。こんなはずじゃなかった、自分はもっと楽しい人生を送れるはずだった、どこで間違えちゃったんだろうって。でも、間違ってないんですよ。さらに進んでみると、意外と、これでよかったって思えます。過去は変えられないっていいますよね。確かに変えられないけど、それをどうとらえるかによって、好きに変えられますから」(45歳 派遣)

「“なんのために働いてるんだろう”って気持ちになるタイミングそのものは、正直、50歳になってもあります(笑)。でも、だんだんと抗体ができるっていうか、“あ、来た来た、あのイヤな感じだ~”って思えるようになるから大丈夫ですよ。でもって、“お、自分、弱ってるな、休まねば”ってのもわかるし、自分のために働いていることが肯定的に思えるようになるものです。これはもう、年の功でしかないと思いますけど(笑)」(51歳 フリーランス)

「海外の女優さんだったかの名言で“女には自由に使える家とお金が必要”っていうのがあるんですが、まさにそれです。結婚してもしなくても、自分の城であり、ありのままでいられる楽屋である場所と、お金は大切です。そうすれば輝けます。もし、なんのために働いているんだろうって思ったら、この言葉を思い出してください。自分が自分のために働くことに負い目を感じる必要なんて、ゼロです」(53歳 派遣)


「先日、同世代に“私たちの年代って75歳まで働かなくちゃいけないらしいよ”って言われて、あと25年も…ってクラクラしちゃいました。40代は、たぶん人と比べたら元気なほうだったらしく、このまま人生終われる気がしてたんですが、50歳をすぎて一気に体力がなくなりました。でも、いまさら筋トレとか、できないし続かないしつらいんです。50代は、なんのために働いているんだろう…を超えて、働けなくなったらどうしよう…の域に突入です。30代から筋トレの習慣をつけていたら違ったのかもと後悔しています。あとは、スキンケアと頭皮ケアはすぐ始めたほうがいいです。これも、私は“手遅れ”感が否めません(笑)。

30代のみなさんはとにかく若いですから、悩んでるヒマがあるなら、その時間を使って好きなことをすればいいと思います。50代でもバイタリティ溢れている人は少なくないですが、意外と、急に“どっと”くるので…」(52歳 フリーランス)


「バリキャリを望んでもいないのに、なんとなく仕事だけの人生になってしまって、本当の自分の幸せは、結婚して子供を育てることだったのでは…、って本当に思うのだったら、そっちにシフトできるタイミングではあると思います。30代はまだまだギリギリ大丈夫です。40代になると結婚の意味が“子供を育てて家族をつくる”から“生涯のパートナー探し”になってしまうけど。

私は婚活をしながらも30代では相手を選びきれずに、40歳になって子供は諦める前提で婚活を続け、43歳で結婚しました。こうなるなら、30代は仕事!って割り切って、40代から婚活を始めたらよかったなって思うときもあります。恋はろくでもなかったし、仕事もおろそかになってしまったし。でも、じたばたして苦しかったからこそ、今の夫と出会えたのだし、もし、30代で結婚していたら、今のこの幸せな生活は手に入らなかったのだって思えることもあるので(夫と仲がいいときには・笑)。選択で悩んでいる人には、何を(どっちを)選択しても、結局大丈夫だよっていうことをお伝えしたいです」(47歳 派遣)

「なんのために働いているんだろうって思ったら、おいしいものを食べてください。年を取って、甘いものもあぶらっこいものも、がっつりしたものも、口と脳は食べたいのに、胃が受け付けなくなりました。それどころか、ちょっと自分を甘やかして食べてしまうと、そのまま脂肪になります。30代は、どれだけ食べても、翌日で調整して運動したら簡単に痩せられたのに…。食で、気持ちよくストレス解消できるのって今だけです。我慢したり、ストイックになりすぎたりせず、人の目や意見を気にしすぎたりせず、30代をめいっぱい楽しんでください」(43歳 フリーランス)

☆☆☆


ちゃんと人に気を使えて、真面目に生きている人ほど、世の中との調和を意識します。間違いなく、自分で選んだけれど、なんだかもやもや、自信がなくなってしまうというのは、その時々の精神的状況だけでなく、世間的、ポジション的に「自分が求められている(であろう)もの」を「よかれと思って」選んだのに「孤立」してしまうという状況も関係しているのかもしれません。大丈夫。“なんで働いているんだろう”って思う時が来たら「今は私、“なんで働いているんだろう”期が来ているだけか。大丈夫!」と思ってください。それ、遠からず終わるはずです。

早く元気になろうね、自分。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。