コラム 友達がいない、欲しい…「おひとりさま」の友達の作り方【後編】

「友達の作り方」について考えている今週の「女のもやもやセラピー」。後半も引き続き、独身おひとりさまたちの、困難を極める「新しい友達の作り方」についてみていきましょう。
【前編】はこちら

飲み友達は作るのは簡単だけど…

「私がよく行くお店は、カウンターがメインで、ひとり客が多いお店なんです。なので、ほかの常連さんとも自然と顔見知りになって、話が盛り上がって2軒目に流れることも。あまり素性も知らない間柄ですが、私にとってはそれで充分。話が盛り上がって、休日にみんなでゴルフに行ったりすることもあります。楽しいです。ただ、いつまでお店に通えるかどうか…。最近めっきりお酒が弱くなっちゃっているので…。お店に通わなくなっても続く人間関係にするにはどうしたらいいのか、っていうのが最新の課題です」(42歳 フリーランス)

「家の近所に私と同じくらいの年のママがひとりでやっている小さなスナックがあって。居心地がよくて、一時期、毎日のように通っていたんです。そこの常連さんたちが、今、いちばん仲がいいですね。ママのお店が休みの日にはみんなでうちで鍋パーティをしたり、車でコストコに行ったりもします。

私は、そのママが大好きなんです。でも、ママにとって自分はお客さんだから仲良くしてくれてるんだろうなっていう思いがぬぐえなくて…。それについては、ちょっともやついちゃいますね。あと、常連さんたちとも、ママ繋がりなんですよ。ママがいないと盛り上がらないし、計画しても、ママが来れないってなると、だいたい中止になっちゃう。そこだけがネックです」(39歳 会社員)

一人旅で見つけた「ちょうどいい関係」

「39歳のころ、ちょっぴり病んでしまって。2週間ほどひとり旅をしていたことがあったんです。ゲストハウスに宿泊したんですが、そこで、宿のヘルパーとして働いていた20代の女の子とか、たまたま滞在時期が重なったバックパッカーの30代の女の子とかと短い共同の生活をして。それまでの生き方も考え方も、年齢も全然違うけど、そのぶん、いい感じに距離感があって、私にとっては、新鮮だったし心地よかったんですよね。

滞在期間中に大型の台風が来て、その準備をしたり、停電の闇の中で過ごしたりっていう経験も作用したのかもしれません。不思議な結束感も生まれて、別れのときはハグして泣いちゃったくらい(笑)。今はSNSの投稿に“いいね”つけたりコメントしたり、それが盛り上がったときにたま~にLINEで通話するくらいのうす~い関係ですが、それだけに、なんか、このまま続くんじゃないかなぁって思うし、続けたいなぁって思えるんです」(45歳 派遣)

「36歳くらいのとき、ダイビングをしにひとりで沖縄に行ったんです。そのツアーに、ひとり旅していた40代の女性がいたんですよね。で、その半年後、また偶然にも沖縄で会って。その翌年も。たまたま、お互い、沖縄に行けるタイミングが同じだったんです。これは何かのご縁だよね、っていうことになって、沖縄に行く時期になると、連絡しあうようになったんです。

話してみると、けっこう好きなものも似ていて、ネットショップのセールの時期になると、これが安いとか、これが欲しいとかいう情報交換をするようになって、会えないときもLINEのやりとりは頻繁です。彼女は大阪で私は東京住み。なので、会うのは年に数回、沖縄で、っていう関係ですが、私にとっては、大人になってできた大切な友達です」(42歳 公務員)



☆☆☆

みんなの話を聞きながら考えてみるに、大人になってできる友達って「自分の意思で出かけた先」で、「たまたま」遭遇できるもの…という感じがします。だからまず、友達ができるかどうか、とかはあまり考えすぎずに、まずは自分が「好きなコト」をしてみるのが、大事なステップなのかもしれませんね。

満足度の高い毎日が送るのが理想です。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。