コラム 【もやもや】ポケモンGOコンにポケモン婚? 独身OLもハマるポケモンGOのポテンシャル~その1~

見ず知らずの男性に「一緒にポケモン探そうよ」と声をかけられたという話を聞いて、「かわいい女の子は新しいサービスに参加するだけでチャンスが増えるものである」と改めて世の無情観にさいなまれたわけですが、動かないと何も始まらないというのは現実世界でも同じです。

自室でポケモンGOをダウンロードしたものの次に何をしていいのかわからず、おんなじ場所でクルクルと方向だけ変えているのを見ていたら、リアル自分のまんまかよ、と重苦しい気分になってしまいました。

お出かけすれば、たとえポケナン(ポケモンGOナンパの略)されることはなくとも、少なくともポケモンは捕まえられます。この「ついで感」。自意識が過剰すぎてこじらせぎみの子女の方々におきましては、自身にかけるエクスキューズの魔法としては最適じゃないでしょうか。「目的はポケモンハンティングですから」。

道端で「お茶でも」とキャッチされるときは不信感が先立ちますが、何個ボールを投げてもモンスターにかすりもせず、ただカウント数だけ消耗させている女子なら「1発で仕留めてあげるよ」と声をかけてくれる男性は救世主かもしれません。ルックスが綾野剛であればエクセレントですが、そうでなかったとしてもポケモンGOをやらなければ絶対出会えない相手であることは確実ですし、少なくともボールを手に入れるために課金しなくてすみます。

しかもポケモンGOは、ふつうに生活していたら、たとえ近所であろうとも絶対立ち寄らない場所へもいざなってくれますから、おのずと行動エリアが広がるということだけは間違いない。常日頃「いい男はどこにいるのよー」とお嘆きの独身OLのみなさんは、ポケモンGOの地図を片手に旅に出てはいかがかな。万が一、おめがねにかなう男性はいなかったとしても、トレーナーレベルは上がります。

 「合コンの出会いは直接的すぎて引く」という人にはポケモンGOコン。ポケモンを探すことが目的なら、ガツガツ感も軽減されるというもの。きっとすでにどこかの婚活会社が企画を練っているに違いありません。ポケモンGOがご縁で結婚までいきつくカップルもきっと現れ、近い将来「ポケ婚」なる言葉も生まれるでしょう。ひと組目のポケ婚カップルとして、ネットなどで紹介される「巨大ピカチュウのウエディングケーキに笑顔で入刀する新郎新婦の姿」は想像に難くありませんが、「ケーキ入刀の代わりに」と赤いボールを投げつけるという「ちょっと趣向を凝らした形」で行なわれるのかもしれない。と、どうでもいいことはいくらでも浮かびますね。

今後、ポケモンGOは独身OLのライフスタイルにもぐいぐいと食い込んでくるでしょう。ポケナン、ポケGOコン、ポケ婚以外にも、 「ポケモンいたよ!」とうっかり位置情報を公開してしまった女性に付きまとうポケストーカー、「一緒にポケモンハンターになろう」というポケローズ、上司にしつこくポケモンGOのやり方を聞かれるポケハラなどなど、枚挙にいとまがありません。なぜならポケモンは造語にするにもリズムがいいのです。そんなところもポケモンGOが社会現象になりやすい理由ではないでしょうか、というのは強引ですかね?

ポケモンGOは独身OLに新たな出会いを生み出すのか? あずき総研のインタビューはその2に続く

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。