コラム 【もやもや】リオ五輪閉会。レスリング銀の吉田沙保里を泣かせたのは誰か~その2~

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閉会式のショーがカッコよかったから、2020年の東京オリンピックの開会式がかなり楽しみになっています。


リオオリンピックで、レスリング53kg級銀メダルに輝いた吉田沙保里さん。アルソックを退社後はフリーで活躍されていますが、33歳・独身、とSuits WOMAN世代。今後はコーチとしての下の世代の育成も視野にというような発言されているようで、キャリアを重ねた働く独身OLと似た立場にあるっちゃーあるのでは、ということで、職場で管理職を打診されて悩んでいるという方にお話を伺いました。

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おひとり目は、不動産会社に勤める桜井妙子さん(仮名・34歳)。女優の清水富美加さんに似た天真爛漫な雰囲気の、常に笑いながらしゃべっているという印象がある女性です。

「うちの会社、リーマンショックのときにバタバタと人が辞めて、残ったからという理由だけで支店長補佐という役職がついたんです。実際は新卒もほとんど取らず、うちの支店も営業、事務、両方とも契約社員の方とパートの方がほとんどなんです」

――その方々をまとめているのが桜井さんなんですね。

「そうなんですけど、20代の営業の男性はもちろん、私より年上の事務の女性も、私より下の立場だということが不満のようで、やたらとつっかかってくるんですよね。一時期は、会社に行くのが本当にイヤでした」

――どう対処されたんですか?

「心を凍らせて粛々と仕事をこなしているような状態です。吉田沙保里さんのように、誰からみても明らかな才能と実力があれば別ですが、私は“たまたま人が足りなかったから”持てた程度の肩書きなので……。30歳のときに簿記1級と宅建の資格はガッツで取りましたが、だからって彼らに一目置かれるという感じでもないんですよね」

簿記一級と宅建は立派だと思いますが……。

「頭にくるので社労士も取っちゃおうかと思うくらい(笑)。でも、そもそも指導とか全体を俯瞰でみてまわす、という仕事に向いているタイプじゃないんだと思います。お客様と直接やりとりしているほうが楽しいし。ただ、会社員で、年齢が上がると、いつまでも同じ立場のままにはしてもらえなくて。もちろん、年次で昇給するのは嬉しいんですが、ずっと働くなら、気持ちもステップアップしていかなくちゃいけないんだなと痛感しています」

ずっと働く予定ですか?

「結婚して辞めたいですよー。彼はいないですけど(笑)。でも、資格を持っていれば、一度リセットかけてもまた働けるんじゃないかなという希望は持っていて。吉田さんの婚活がネットで突発的に話題になったりしますが、同世代なので、彼女と一緒に婚活もがんばりたいです(笑)」

 

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