コラム 【もやもや】借金するほどハマってしまうホストクラブの魅力ってなんだ?~その2~

タレントの坂口杏里さんが借金をしてまでハマったというホストクラブ。そんな魅力的なところなの? ということで、実際にホストクラブを利用している独身OLに話を聞いてみました。

☆☆☆

おひとり目は、WEBデザイナーとして働く吉田みどりさん(仮名・36歳)。芸能人で言うと、メイプル超合金の安藤なつさんに似た雰囲気。仕事終わりということで、肩下までの黒髪をキュッとひとつに結んで、ノーメークに近い感じでしたが、ファッションはエレガント系。このあとホストクラブに行くそうで、ネイビーのレース素材のひざ上ワンピースに、カルソンを合わせたスタイルで登場しました。

 

「業務委託で仕事をしていて、発注先のオフィスには行くのですが、作業はスタンションで隔離された狭いスペースでやっています。仕事中に必要なやりとりはすべてメール。誰とも話さない日がほとんどです。だから、話し相手が欲しくてホストクラブに通ってしまうんですよね」

――1か月に何回くらい利用しているんですか

「だいたい、週に2~3回ですかね」

――ホストクラブはけっこうお値段が張るイメージなんですが、そんなにひんぱんに通えるものなんですね。

「1回ボトルを入れると、それがなくなるまでは大してお金もかからないんですよ。ただ、彼のバースデーにシャンパンタワーをしてあげたりするので、そういうときは高額になりますね」

――シャンパンタワーっていくらくらいするんですか?

「ピンキリだし、店のランクにもよるんですけど、安いシャンパンだと50万くらいからできますよ。私は200万円くらいだったかな」

――それって普通に車1台買えちゃいますね……。

「そういう風に考える人は、ホストクラブで遊んでも楽しくないと思いますよ。ホストクラブはお金をたくさん使う人が愛される場所なんです。知り合いにはホストクラブに年間1500万円使ったっていう人もいるし。お財布を気にしてケチケチしながらほかの子がちやほやされているのを遠目に眺めていたりしてたら卑屈になるだけだし、居心地も悪いと思う」

――なるほど。ご自身では、ホストクラブにハマっていると思いますか?

「どうですかね。友だちには、ホストクラブによく行くっていうだけで、ホストに入れあげるなんてバカみたいって言われますけど(笑)。でも、バースデーは絶対に成功させてあげたいと思っていたからシャンパンタワー用のお金は貯めていたし、自分では節度をもって利用しているつもりではいます」

――ホストクラブにハマってる人ってどんな人だと思いますか?

「うーん、ホストに貢ぐために仕事をしている人だったり、借金してでもホストクラブ通いしたりする人かなぁ。私は自分の生活を大事にしているし、借金してまでという気持ちはないので」

――ホストの人を本気で好きになったりしたりしたことは……?

「ないとはいえないです(笑)。やっぱりプロなんで、勘違いさせるのがうまいんですよね。けっこう前ですが、うっかりその気になっちゃって、告白したこともあります。断られちゃいましたけど。でも、女を告白させるまで追い詰めるホストは二流なんですよ。本当のプロなら、こっちをいい気分にさせてくれながらも上手にかわしてくれる。そのせめぎあいが楽しいんですよね。結局、告白したホストがいる店は行かなくなっちゃったし、彼は上客をひとり減らしたことになる。バカですよね。反省してくれていればいいんですが」

1 2 3