コラム 【もやもや】「夫に不倫される妻にも原因ある」風潮と、サレ妻の復讐実録~その1~

いよいよ年末も押し迫ってきて、働くアラサー、アラフォーのみなさんと顔を合わせるたびに、「1年早い!早すぎる!」がご挨拶になっている今日このごろ。毎年恒例の振り返りに勤しむ方々も少なくありません。しかし、「日々の激務に追われて、昨日食べたものさえ一瞬思い出せないくらい。忘年会をするまでもなく、今年1月のことなど忘却の彼方」という人が多いのも事実です。

実際、今年の新語・流行語大賞を受賞した「そだねー」すら、「え?それ今年だったけ?」という人はまだましなほうで、「そだねー」という言葉自体を思い出せなかった人もちらほらいました。

そんな中、アラサー、アラフォーの心に強く刻まれたのが「サレ妻」という言葉でした。

サレ妻とは、夫に不倫された妻のことです。ここ数年、ネットの芸能ニュースなどでは不倫がブーム(?)ですが、フィーチャーされるのは妻がいるのに女を作った男と、それと付き合った女が常。その裏側に必ずいる妻は、「奥さんがかわいそう」「こいつらは奥さんに悪いと思わないのか」という同情の声の的になることはあっても、あくまでも「不倫の裏側」の存在とされてきました。しかし、今年はサレ妻という言葉とともに、表舞台に出てきた感があります。

そのきっかけになったのが今年1月に放送された仲里依紗さん主演のドラマ『ホリデイラブ 〜夫婦間恋愛〜』です。タイトルこそ一見ホンワカですが、内容は金曜ナイトドラマらしくドロドロ。そして第1話のタイトルが「ようこそサレ妻地獄 ご主人浮気してます」なのでした。「サレ妻地獄」。この言葉のインパクトに衝撃を受けた独身アラサー、アラフォーは少なくありません。とくに、婚活中の女子たちは動揺しました。「今より幸せになるために婚活しているというのに、結婚相手にサレ妻にされたらたまらん」というわけです。

しかも、「夫に浮気や不倫される妻って、それなりの理由がある」なんてこともまことしやかに言われたりします。まさに踏んだり蹴ったりです。

不倫する男はする、常に相手を物色している

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