もう結婚しなくていいんじゃない?ドラマ『まだ結婚できない男』にみる時代の変化 〜その1〜

もう結婚しなくていいんじゃない?ドラマ『まだ結婚できない男』にみる時代の変化 〜その1〜

はじめまして。テレビウォッチャーで、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。このたび、テレビをテーマにした連載コラムを始めさせていただくことになりました。

テレビから放たれるさまざまな世界は、家にいてくつろぎながら新発見ができる、特別なものばかり。現在は、パソコンやスマートフォンでもテレビ番組を観ることができますし、インターネット発信の番組もあり、YouTubeで活躍する方もいますよね。

家でもクルマでも電車でも、いまはどんな場所にいても、番組を楽しむことができます。このコラムでは、バラエティー豊かな番組の中から、毎回、1番組をピックアップして分析。みなさんのテレビライフのさらに箸休め的なコラムになれば幸いです。

「結婚するのが当たり前」という時代の独身の息苦しさ

第1回目は、現在放送中のドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ系、関西テレビ制作 毎週火曜夜9:00-)をご紹介します。

阿部寛さん演じる主人公は堅物だが案外、優良物件。(C)関西テレビ

同ドラマは2006年に放送された『結婚できない男』の13年ぶりとなる続編。主演の阿部寛さん演じる一級建築士の桑野信介(53歳)は、見た目・収入・社会的地位は人並み以上なのに、偏屈で皮肉屋な性格で、2019年のいまも独身のまま。

クセのある桑野が繰り広げる仕事仲間とのエピソードやまわりにいる女性たちとの恋愛模様が描かれている、コメディータッチのドラマです。

2006年放送の時点では、“結婚することが当たり前”の時代でした。女性はもちろん、男性は“所帯を持ってこそ一人前”と捉える価値観がデフォルトだったのです。

そして2007年頃から、結婚するための活動=婚活という言葉が使われるようになり、婚活に精を出す男女が続々登場。実際に、わたしも婚活に励み、独身時代に婚活で1000人の男性と出会った末、13歳年下の夫と39歳最後の日に結婚しました。

そもそも結婚適齢期とされる年齢は、厚生労働省「人口動態統計」によると、2016年の平均初婚年齢が女性は29.4歳・男性は31.1歳。その後も、男女ともに未婚率が上昇し続けているのが現実です。

ドラマ『まだ結婚できない男』の11月26日放送回では、長年一緒に働いてきた共同経営者の村上英治(塚本高史)と住宅プロデュース会社勤務の森山桜子(咲妃みゆ)の結婚式でのスピーチを頼まれる桑野が描かれていました。結婚式では禁句となっている言葉を発して場内をガッカリさせた後、四苦八苦しながらもありのままの気持ちを込めたメッセージを伝え、皆の心を打ちます。不器用ながらも、実はあたたかい桑野の人柄が表出した回でした。

2006年の前作では、桑野のアシスタントだった村上が、13年経って桑野の事務所の共同経営者へと変わり、そして結婚までするという成長ぶり。変わらないのは、桑野が独身だということ。果たして、桑野が偏屈だから独身なのか、それともあえて独身でいることを選んできたのか……。

 

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