竹内涼真の“泣きの演技”にもらい泣き…!『テセウスの船』の気になりすぎる行方

竹内涼真の“泣きの演技”にもらい泣き…!『テセウスの船』の気になりすぎる行方

こんにちは、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。Suits WOMANでテレビをテーマにした連載コラムを書いています。

今回は、現在放送中の日曜劇場『テセウスの船』(TBS系 毎週日曜午後9:00)をご紹介します。

『テセウスの船』(TBS系・毎週日曜夜21:00~)竹内涼真を挟んで左が過去の人々、右が現在の人々。

真犯人は誰? 泣ける謎解きミステリー

このドラマは、2019年6月まで『モーニング』(講談社)で連載されていた、東元俊哉さんの同名漫画が原作。主人公・田村心(竹内涼真)は1989年に父・佐野文吾(鈴木亮平)が21人無差別毒殺事件の犯人として逮捕された冤罪を晴らすため、時空を超えて事件を阻止しようと闘い、真実と対峙していくクライムサスペンスとなっています。

タイトルの“テセウスの船”とは、ギリシャ神話がモチーフとなったパラドックス(逆説)のひとつ。原作があるもののドラマオリジナルの展開となっており、真犯人も違う人物ということから、毎週「誰が犯人なのか」を考察するSNSが盛り上がり、原作ファンも惹きつけているのが特徴。

昨今のドラマヒットにはSNSの活用が外せない戦略となっていますが、犯人探しが白熱するほど、視聴者も息をのむ展開が繰り広げられるのが『テセウスの船』。とはいえ、やはり原作と脚本の秀逸さがなければ、視聴者を引き込むことはできませんよね。さらに、キャストの力量も重要です。

そういう意味において、物語のキーとなる“父と子”を演じるふたりは、今回、最高の演技を披露しています。文吾役の鈴木さんは、もはや抜群の安定感です。文吾の若い時代も年老いた年代も、完璧に演じきっています。31年間ずっと収監されたままの文吾の苦労と孤独、年老いた設定から発せられる雰囲気や言葉。のどの奥から振り絞るように枯れた声を出し、微妙なニュアンスで心情を表現する鈴木さん。もともと役に合わせて体形をコントロールする役者さんとしても知られていますが、徹底した役作りはまさにプロフェッショナル。

31年前の文吾は、楽しいお父さんといった印象。

そして今回、TBSの連続ドラマ初主演を務める心役の竹内さんは、若手俳優の中でもブレイク中の役者さん。

当初、60年以上も歴史のあるTBSの日曜劇場の主役として、竹内さんがこのシリアスなストーリーでどのように座長を努めていくのか見守っていたのですが、予想以上にスゴイんです。

加害者家族という立場での苦悩や絶望、「逃げない」と決めてからの父を信じる真っ直ぐな眼差しとわずかな希望へと続く行動力、過去を変えてしまった責任感もあっての焦り、愛すべき妻との現在の関係……。なんとも複雑で繊細な主人公の思いを見事に表現。竹内さん、底力を発揮しています。

2月16日放送の第5話では、タイムスリップした平成元年から再び現代へ戻った心が、タイムパラドックスで歴史が変わる前まで妻だった記者の岸田由紀(上野樹里)の協力を得て、文吾の無実を証明できるという証言者の松尾紀子(芦名星)から連絡を受けるものの、証言はできないとひるがえされるという展開でした。

劇中では、松尾になんとか証言をしてもらおうと、家まで訪ねる心。実は居留守を使って部屋の中にいた松尾でしたが、なかなか心の前に姿を見せません。そのうちお天気だったのにだんだんと曇天となり、陽も暮れて、激しい雨が降ってくるなか家の前でひたすら松尾を待つ心。由紀は駆け寄って傘を差し出し、帰るよう説得します。

どしゃ降りのなか、震えながら座り込む竹内さんの姿は、まるで捨てられた子犬のようでした。涙と雨が入り混じるなか、切ない瞳で雨に濡れ続けるその姿は、女性視聴者のハートをキュンキュンさせていたに違いない!

さらには、ラストで松尾の身に起こった不幸に打ちひしがれ、道路に崩れ落ち泣く、心。運命を呪い文吾の無実を晴らすことをあきらめようとしたとき、由紀から「私はあきらめません」と宣言され、「あのとき心さんをひとりにしないって決めたから」と力強く抱き合います。由紀が心に対して、記事のネタ元としての同情ではなく、愛情に切り替わった瞬間がそこに映し出されていました。

いやあ、やっぱり2人は立場が変わっても結ばれる運命だったのね……とほんのひとときの安堵をもたらした場面でしたが、全体のトーンがダークネスな回だったこともあり、まだまだ予断を許さない状況です。

たとえパラドックスに遭っても、2人の愛は変わらない……!と感動した堅実女子も多いはず。

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