コラム 菅野美穂&浜辺美波のラブロマンスの行方はいかに!? ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』

こんにちは、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。Suits womanでテレビをテーマにした連載コラムを書いています。

今回は、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)をご紹介します。

人間力全開の菅野美穂はなんともチャーミング

水無瀬 碧(菅野美穂)の華麗なるファッションにも注目。 ©日本テレビ

現在放送中の菅野美穂さん主演の水曜ドラマ“ウチカレ”こと『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、少女のような天然母と、しっかり者のオタク娘という“トモダチ母娘”が織り成すエキサイティング・ラブストーリー。

脚本を担当するのは、1990年代から『愛していると言ってくれ』(TBS系 1995年)や『ロングバケーション』(フジテレビ系 1996年)ほか数々の名ドラマを手がけてきた“恋愛ドラマの神様”と称される、北川悦吏子さん。今回は、連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合 2018年)以来の連続ドラマ脚本で、日本テレビ系ドラマでは『たったひとつの恋』(2006年)以来となります。

“ウチカレ”では、コミカルに小気味好く進むセリフやストーリー展開、多彩な登場人物の動きにも注目が集まるところですが、やはりなんといっても、主演の菅野美穂さん演じるシングルマザーの恋愛小説家・水無瀬 碧(みなせ あおい)から目が離せなくなるんですよね。

北川さんの脚本ドラマに出演するのは、今回が初となる菅野さん。主演ドラマとしては、『砂の塔〜知りすぎた隣人』(TBS系 2016年)以来、日本テレビ系ドラマでは『曲げられない女』(2010年)以来となります。

菅野さんは、1992年に芸能界デビュー後、翌年にドラマ『ツインズ教師』(テレビ朝日系 1993年)で女優デビュー。初めての連続ドラマ主演作となった『イグアナの娘』(テレビ朝日系 1996年)では難しい役どころに挑戦していましたし、“ウチカレ”でも登場するタワーマンションはおしゃれでほっこり観ていられますが、『砂の塔』で描かれたタワマンに住むセレブ主婦たちはドロドロ。連続誘拐事件も交差して、視聴する側としても息をのむシリアスさを見せた菅野さん。そして『曲げられない女』では信念も物事も“曲げられない”けれど、弁護士を目指す不器用な役を熱演していましたよね。

その高い演技力はもちろんのこと、バラエティ番組に出演したときにも、全力姿勢の菅野さんは好感度大。たとえば、2020年の大晦日に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日スペシャル」となる『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24 時!』(日本テレビ系)には、ホテルオーナーとして登場。ガキ使メンバーに毒舌を放ち、渾身の体当たり芸を披露していて、爆笑させてもらいました。

先日放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系 毎週月曜 午後10時)でも、“ウチカレ”で小西編集長役として出演しているくりぃむしちゅーの有田哲平さんとの軽妙なトークを見せたほか、子どもを乗せて走る自転車の乗り方のコツを伝授するなど、菅野さんの飾らない人柄がお茶の間にも伝わりました。

そんなチャーミングな菅野さんが“ウチカレ”で演じている碧は、浜辺美波さん演じる、オタクで非モテの20歳の大学生の娘・空(そら)と仲良し。一見クールだけれど天然の母を放っておけない空と碧のやりとりは、なんとも微笑ましいんですよね。筆者も一人っ子で母親とは女友達のようですし、いまは自分自身が母となり、娘とも“トモダチ母娘”のようになっているので、まさに碧と空のような関係に大共感しました。

同じように、女性の視聴者の方はとくに、菅野さん世代に近い方なら母の目線で、空世代に近い方なら子の目線でも楽しめて共感できる“ウチカレ”なのです。

続いては、空を演じる浜辺さんに迫ってみましょう!

空(浜辺美波)は碧を「かーちゃん」、碧は空を「きみ」と呼ぶ、独特な2人。 ©日本テレビ
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