コラム 関ジャニ∞横山裕 初主演ドラマ『コタローは1人暮らし』に見る人生の進め方

こんにちは、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。Suits womanでテレビをテーマにした連載コラムを書いています。

今回は、オシドラサタデー『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11:30)をご紹介します。

30代最後に初主演を務める横山裕が冴えない主人公を好演

5歳なのにアパートで1人暮らしのさとうコタロー(川原瑛都)。(C)テレビ朝日

関ジャニ∞の横山裕さん主演の連続ドラマ『コタローは1人暮らし』は、累計部数120万部を突破した津村マミさんによる同名人気コミックの『コタローは1人暮らし』(小学館「ビッグコミックスペリオール」で連載中)を、初めて映像化したハートフル・コメディです。

主人公の売れない漫画家・狩野進を演じる横山さんは、なんと今回が連ドラ初主演。ドラマの公式サイトでも「僕は今年で40歳になるんですが、30代最後に連続ドラマの初主演をさせていただけるということで、感慨深いものがあります。30代で培ったものをこの作品で出し切れるよう頑張りたいと思います」と、意気込みを語っています。

でも、横山さんが今年で40歳だなんて、全然見えませんよね。関ジャニ∞として歌はもちろん、バラエティ番組でも活躍する横山さんは、ドラマ『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』シリーズ(フジテレビ系 2010年ほか)、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系 2016年)、映画『決算!忠臣蔵』(2019年)など、俳優としても着実にステップアップされている印象。今回が連ドラ初主演とは意外なところもありました。

横山さん演じる狩野は、出版社の漫画賞を受賞した際の賞金を切り崩しながら、1日中引きこもって自堕落な生活を続けています。時にデートを寝過ごし、しかも彼女の名前を呼び間違えて「バカッ!!」とののしられ、時に「絵が古い!」などと「小学社」の(小学館のもじりでしょうか…)担当編集者・福野一平(大倉孝二)にダメ出しをされながらも、ぐーたら過ごす体たらく。本当はカッコいい横山さんが、劇中ではいい感じにダメっぷりを見せつけて、冴えない狩野役を体現しています。

そんな狩野の隣の部屋に、ある日突然たった1人で、5歳児・さとうコタローが引っ越してきます。ワケありのさとうコタローを演じるのは、ドラマ『カンナさーん!』(TBS系 2017年)などに出演していた、子役界の新星といわれる川原瑛都さん。ちょっと大人びた設定ながら、大好きなアニメ『とのさまん』のマネをして、初登場の場面から「わらわは」「おぬしは」という“殿様語”を話すインパクト大のキャラクター。

コタローの存在が、アパートのみんなの意識や行動を変えていくのですが、続いてはそんな登場人物たちのことも見ていきましょう!

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