コラム 『庵野秀明+松本人志 対談』で語られる天才の頭の中とは?

松本人志の頭の中にあるものとは?

松本さんが放つものが待ち遠しい。ダウンタウンも最高です。 (c)2021 YD Creation

Amazon Prime Videoで見放題独占配信中の『庵野秀明+松本人志 対談』。日本のアニメ界に革命を起こし続けてきた庵野さんと、日本のエンターテイメント界をけん引し続けている松本さんという、巨匠ふたりの初対談が実現しました。

予告編では、ふたりが初めて出会った瞬間が映し出され、緊張しつつも照れている様子も垣間見えます。松本さんが「どう…どうなるんでしょうね?」とたずねると、すかさず「ええ…すぐに滞ると思います」と切り返す庵野さん。真面目なおふたりなんですが、なぜかちょっとコミカルにみえてしまう場面も。

人見知りでなかなか松本さんの目を見て話せない庵野さんですが、ふたりが幼少期に影響を受けたというウルトラマンや仮面ライダーなどのテレビ番組の話では、次から次へと思いがあふれる庵野さん。

現在、58歳で少し年下となる松本さんは、そんな庵野さんの様子を興味深く注視し、時に感心しつつ、時に大笑いしている姿が印象的でした。

松本さんといえば、言わずと知れた浜田雅功さんとのお笑いコンビ「ダウンタウン」ですが、筆者の学生時代に大阪では『4時ですよ~だ』(MBS 1987年4月~1989年9月放送)というダウンタウンが司会の夕方のバラエティ番組が放送されていて大ブームとなり、どハマりしました。

当時あった大阪・心斎橋筋2丁目劇場から番組が生放送されていて、生だから番組の前と後には本人の出入りがあるわけで、関西のお笑い好きな女子中高生はビルの外で出演者を待つのですが、ダウンタウンが大好きな筆者もよく学校が終わってから2丁目劇場に駆けつけていました。

加えて、当時ダウンタウンがパーソナリティーを務めていたラジオ「MBSヤングタウン」にせっせとハガキ職人と化して(いまの時代メールですよね…)ハガキを送り続け、夏休みの思い出話が採用され、一緒に出演していたハイヒールのモモコさんが読んでくれたのも、ダウンタウンのコンサートに行ったりしたのも、懐かしい思い出。だから、ダウンタウンを観ると少しノスタルジーも感じつつ、いまでも欠かさず番組を観ています。

ダウンタウンが東京に進出してから30年以上経ちますが、松本さんも、さまざまな番組や作品でわたしたちに笑いや元気を届けてくれていますよね。筆者だけでなく、みなさんにとってのそれぞれの思い出があるはずなので、積み重ねられたそんな歴史を鑑みつつ、この巨匠対談を観てみるのもいいかもしれません。

松本さんが考える「世界」の話、どんな作品も「角度」で変わる話、庵野さんの今後控えている新作映画の話なども興味深いものでした。対談後、おたがいに「似ているところがある」「楽しかった」と話し、最後までカメラ位置を気にしていた庵野さん、そんな庵野さんを気遣う松本さんの姿が心に残りました。みなさんも、ぜひその様子をのぞいてみては?

おたがいに照れながらも似た者同士のふたり。 (c)2021 YD Creation

『庵野秀明+松本人志 対談』
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09C28F3KT/ref=atv_hm_hom_1_c_Q2udFd_4_1

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この対談を担当した監督による雑談動画です♪

かわむらあみりのテレビウォッチング
https://suits-woman.jp/column/tv/
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プロフィール

かわむらあみり

ライター/エディター/コラムニスト。 
大阪生まれ。出版社勤務後、ライター・エディターとして独立。編集者として担当してきた音楽やテレビなどのエンタメ、そして独身時代に婚活で約1000人の男性と会った末、13歳年下の夫と結婚して一児の母になった経験から恋愛や婚活、育児といった女性のライフスタイルに役立つ情報までを手がける。マガジンハウス「Hanakoママ」「anan web」でもコラム連載中。amirikawamura.com