コラム ドラマ『科捜研の女』で沢口靖子が放つ、絶対的な安心感と信頼感が生み出す上質なミステリー

こんにちは、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。Suits womanでテレビをテーマにした連載コラムを書いています。

今回は、木曜ミステリー『科捜研の女 Season21』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後8時)をご紹介します。

“科捜研ワールド”に浸れる沢口靖子の信頼感

主人公・榊マリコ役は沢口靖子だからこその人気ぶり。(C)テレビ朝日

『科捜研の女』は、1999年に放送がスタートした、現行の連続ドラマで最多シリーズ記録を更新している、沢口靖子さん主演の科学捜査ミステリードラマです。2021年9月には、『科捜研の女 -劇場版-』として、映画化されたのも記憶に新しいところですよね。

現在放送中の「Season21」も京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に、事件の真相解明に挑む姿を描いています。

同局の連ドラとしては、2000年6月に「土曜ワイド劇場」の2時間ドラマ枠でオンエアされた後に連ドラ化して絶大な支持を得ている『相棒』と同じく、20年以上にわたって世代を超えた人気を誇る作品です。

第7話では、なんとマリコがダンシング!?(C)テレビ朝日

『科捜研の女』が長寿ドラマとなったのは、なんといっても、沢口さんの安定した演技力があるからに他なりません。沢口さん演じる主人公・榊マリコは、科捜研の名物研究員として知られ、科学捜査に信念とプライドを持ちながらも、真理は科学を扱う“人間”にかかっていることを理解しているキャラクター。

真剣に最先端の科学技術で難事件に挑むマリコですが、ちょっとコミカルさをまとっているせりふにおいても、バシッと画面を引き締めるのは、見目麗しく実力派の沢口さんが演じているからこそ。

以前、『科捜研の女』の宣伝で同局のバラエティ番組『10万円でできるかな』に出演し、人生初の1000円ガチャに挑戦する朗らかな沢口さんを観ましたが、普段からチャーミングな方なのだなあと実感できた放送でした。

そんな沢口さんだからこそ、魅力的な人物として長年愛される「科捜研の女・榊マリコ」が誕生したのだといえるでしょう。

7話のオーディションの合宿場で事件が発生し緊迫する現場。(C)テレビ朝日
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