4.社員の年代が20代に偏っている
中堅層がおらず、20代の社員ばかりの組織も注意しましょう。20代の気力・体力が充実した状態では働くことはできるけれど、長く働くのは難しいと辞める人が多いのかもしれません。また、経営・管理職層が、自分たちよりも年上の社員はマネジメントしづらいと思っている場合もあるでしょう。
もちろん、「若い社員が多い会社だからこそ、経験を積んだ30代以上の人を積極的に採用したい」という企業もあります。自分が20代の若手だけの職場の雰囲気に馴染めるかも含めて、考えましょう。
5.会社の自慢は「アットホームな雰囲気」
好む距離感はさまざまですが、人間関係が良好な職場で働きたいと多くの人は思うでしょう。人間関係の良さを表す「アットホームな雰囲気」は、求人情報でもよく見られる表現です。よく見られる、使いやすい表現であるがゆえに、自慢できる点を見つけられない場合に多く用いられます。具体例や他の説明もなく、ただ「アットホームな雰囲気」とある場合は、そのまま信用はできません。
他にも、少人数でアットホームな雰囲気の会社の場合、誰か一人との関係がこじれたら居心地が悪くなることも念頭に置きましょう。
会社選びに失敗したくないなら
どんなに気をつけて調べても、やはり会社の内情は入社してみないとわからないもの。また、自分ひとりで調べられる情報には限りがあります。そのようなときには、四季報や転職エージェントを活用して、企業の特徴をきちんと確認した上で応募することも方法のひとつです。
職種によっては、年齢を重ねるにつれて転職が難しくなっていきます。「とにかく転職したい」と焦らずに、慎重に会社を選ぶようにしましょう。

良い転職のためにも、ちゃんと調べておきましょう。