仕事&マネー 初めての株式投資、儲かる投資先はどう探す?プロが教えるとっておきの方法【堅実女子の株式投資基本のキ その4】

営業利益の高い超大企業に関連した小さめ会社から選ぶ

「初心者の方は、東証一部から銘柄をピックアップするのがもっともローリスクだといえます。マザーズなどは、清濁併呑。ハイリターンが望める一方で、一気に大きく下落するリスクがあるからです。勉強不足のまま踏み込んで大損してしまう人も少なくありません。

とはいえ、実は、東証一部に上場している大企業は、利益のバジェットが大きいので、営業利益が伸びていても、株価にはさほど影響がないのです。たとえば、トヨタ自動車の営業利益は2兆468億円が、3億円アップしたところで、俯瞰すれば微差ですよね。ぐぐっと株価があがるわけではありません。そして、そもそも1株あたりの単価が高いです。

しかし、営業利益が1億円の会社の収益が3億円に増えれば営業利益は3倍です。株価が上がった時には、小さい会社のほうが利益は大きいでしょう」。

営業利益の高い大企業を見つけたけれど、予算的に難しい……となったら四季報などをチェックして、その会社の取引先として名前が挙がっている東証一部上場企業から、“予算内で買える業績のいい予会社”を選ぶというのもおすすめです。

出来高が大きい企業から選ぶ

出来高とは、売買の成立した数のこと。株価チャートを見ると、通常、株価を示す折れ線グラフの下に棒グラフで示されています。

SBI証券のアプリのチャートでいうと、下の黄色い棒グラフが出来高を示している。

「出来高が多いということは、取引数が多いということ。取引数が多いということは、それだけみんなが注目しているということですね。しかも株価が上昇しているということは、さらに上がると思われている株と判断できます。出来高は、Yahoo!ファイナンスなどの株情報を扱っているサイトでもランキングで見られますし、ご自身がひらいた株式投資用口座にも、検索サービスがあるはずですので、ぜひ利用してみてください」

株式投資にトライするなら早ければ早いほど吉。

賢人プロフィール

SBI証券投資情報部 シニア・マーケットアドバイザー (相続診断協会認定 相続診断士)
雨宮京子
元カリスマ証券レディー。日興證券時代は全国トップの営業実績を持つ。32年株式市場をウォッチ。「株のお姉さん」として簡単・分かりやすく解説!ラジオ短波(現ラジオNIKKEI)、長野FM放送アナウンサー、『週刊エコノミスト』(毎日新聞社)記者、日経CNBCキャスター、テレビ東京マーケットレポーター、ストックボイスTVキャスターなどを経て現在に至る。2014年Yahoo!株価予想最高11連勝,勝率94%達成。『夕刊フジ』株-1グランプリ2018年4月度優勝(銘柄のパフォーマンス108.8%)で平成最後の年間グランドチャンピオン王者に!主な著者本『株の教則本』『はじめての人の株入門塾』『税金ゼロ!ローリスクで儲けるNISA株入門』◆SBI証券

文/簗場久美子

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