「このプロジェクトに新人を参加させたいんだけど、誰がいいかな……?」など、迷ってしまうことはありませんか。新卒入社などで、まだそれほど適性や能力の差がわからない場合、どう判断してよいか迷ってしまうかもしれません。
でも、スキルや経験で差がついていなくても、今後成長するか、難しいかがある程度見極められる方法があるのです。
そこで今回は、将来有望な新人の見分け方をご紹介します。
1. 褒め上手
伸びる新人は、相手をさりげなく褒めることが上手です。仕事の進め方から身につけているアイテムなど、とにかく相手をおだてるのがうまいのです。褒められて不快になる人は多くはいないでしょうし、自分を褒めてくれた相手には良い印象を抱きがちです。何か困ったときに、進んで力を貸したいと思ってくれることもあるでしょう。
また、人を褒めるということは、相手の良いところを見つけることでもあります。これはお客様に対してだけでなく、職場の同僚と良好な関係を築くためにも必要です。もし将来人をマネジメントする立場になったら、部下の能力を伸ばすことにもつながるでしょう。
2. 素直で反省できる
仕事に慣れないうちは、誰だって失敗をたくさんしてしまうもの。そんなときに自分の意に沿わないことを指示されたり、注意されたりすると必要以上に落ち込んでしまう人がいます。中にはふてくされてしまう人も……。指導する立場としては、毎回こんな態度をとられると、面倒になって指導を放棄してしまいたくなることだってありますよね。
伸びる新人は総じて素直。注意されたことや失敗したことをきちんと反省し、次に活かそうとします。上司としては、教え甲斐があるでしょう。だからこそ、素直で反省できる新人はたくさんの先輩たちから様々なアドバイスをもらいながら、成長していくことができるのです。
3. 年代を超えたコミュニケーションをとれる
年下の人に対しては高圧的な態度をとる一方で、年上へは何もものを言えなくなったりする人っていませんか。伸びる新人は、どんな年代の人たちとも肩肘張らずに円滑なコミュニケーションをとれます。そのため、自分よりも年下の人たちからは頼りにされ、年上からは可愛がられるのです。
仕事がデキる人の特徴のひとつとして、「周囲を巻き込み、協力してもらえる」点があります。相手の年代に関係なくコミュニケーションがとれることは、仕事がデキる人になるための条件でもあるでしょう。