楽しいイベントが多い反面、出費もかさむ年末年始シーズン。株式会社プラスワンが行なった「年末年始の出費に関するアンケート」によると、出費について「イタい」と感じている人は全体の85.7%だそうです。そのため全体の72.7%が年末年始の出費に「備えている」「少し備えている」と回答。皆さんしっかり計画性を持っていることが分かりました。
出費はイタいが外せない……一番かさむのは帰省にかかる費用
では具体的に、年末年始はどのくらいの出費が発生するのでしょうか?そこで年末年始の出費にかける予算を10項目で調査し、その平均値を算出。結果は以下の通りとなりました。
- 年末年始にかかる出費の内訳(平均額)
クリスマス:9,039円
忘年会:7,736円
大掃除:2,084円
帰省:23,862円
お年玉:15,579円
おせち:6,908円
新年会:5,443円
福袋・初売り・セール:9,393円
光熱費:6,434円
レジャー費用:13,016円
これらをもとに合計の平均予算を算出すると、10万6,519円に。コンスタントに10万がなくなることが想定できるなら、確かにある程度の備えは必要となりそうです。
そんな中でも一番出費がかさむのは「帰省」。これは距離によるところが大きいと思いますが、新幹線や飛行機の往復交通費だけでも、1人あたり2万円は超えてしまいます。続いて高額なのは「お年玉」。これも家庭環境にもよると思われますが、自分も子どもがいて頂戴するなら仕方がないと納得できます。しかしそうではなくただ出費がかさむだけであれば、モヤモヤする人もいるかもしれません。

子どもがいないと不公平感が強くなるお年玉の出費。でも自分が子どもの頃ももらっていたのなら、ある意味仕方がない?