仕事&マネー 【貧困女子】保育園休業で「詰んだ」……シングルマザーの崖っぷち生活~その2~

数年前までは普通の生活をしていたのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。

大江晴美さん(仮名・40歳)は、心理カウンセラーの仕事をしている。2歳の娘がおり、家賃5万円のアパートで2人暮らしをしています。月収は20万円未満、貯金はほぼゼロといいます。

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晴美さんは、やや浅黒い肌にパッチリした瞳、服の上からもわかる豊満な胸とくびれたウエスト……その美貌は、多くの男性をとりこにしそうです。

「かなりの人からアプローチされたし、恋愛関係になりました。でも、非情な世界ですよ。25歳を超えたら、有名人や会社の経営者からデートに誘われなくなる。30歳を超えると、明らかに言い寄る男性のランクが下がる。私に使ってくれるお金の額が、激減してしまうんです」

30歳のときは、可処分所得が多い開業医と付き合えたけれど、35歳になると、勤務医になってしまったと続けます。

「弁護士もボス弁(法律事務所の経営者の弁護士)とデートしていたけれど、35歳からはイソ弁(事務所に居候している弁護士)やマチ弁(地元密着型弁護士)になる。行く店のランクがどんどん下がってきているけれど、可愛がられる気持ちよさはやめられない。そう思いながら、女性には需要がある。だから、37歳まではなんとかなったんです」

大きな転機は、妊娠。晴美さんに娘の父親は何者なのかと聞くと、「誰かわからない」と苦笑いして答えました。

「あれは、うかつとしか言いようがない“事件”。久しぶりにギャラ飲み(男性側がお金を払って、一般人の女性と飲む会)に誘われ、そこにはテレビで顔を見る有名人がたくさんいた。女の子……という年齢でもない人が多かったので、熟女好きな会だったんだと思います。久しぶりにちやほやされて、そういうことを目的としているような会場ではありました。まあ、複数人の大人の男女がいれば、なんとなく恋愛モードになるじゃないですか。そこで、おそらく妊娠したのだと思います」

だから、父親が誰かはわからない。

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