仕事&マネー 知らないと恥をかく敬語の使い方|「資料を使わさせていただきました」は正しい?

「さ入れ」「ら抜き」に気を付けて!

「さ入れ言葉」と並んで、よく間違いの例として挙げられるのが「ら抜き」言葉です。

「食べれる」「見れる」などはすでに多数派となっており、違和感を感じない人が、特に若い世代を中心に増えているという文化庁の調査結果もあります(※)。

※文化庁「平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について」https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2016092101.pdf

しかし、上の世代にはまだまだ気になる「さ入れ」「ら抜き」。

~会話例~

上司:来週の会議資料は準備できた?

あなた:はい。Bさんの調査結果を使わせていただきました。

上司:じゃあ、あとで見せて。あ、これ出張のお土産。あんこ、食べられたっけ?

あなた:はい。大好きです。いらっしゃった場所、景色の良いところですよね。いかがでしたか?

上司:残念ながら、天気が悪くて、よく見られなかったんだ。

あ、そうだ、先日頼んだ契約書どうなった?

あなた:先方に送らせていただきました。

上司:ありがとう。

☆☆☆

短い会話の中に「さ」は不要、「ら」が必要など、日本語はとても面倒です。けれども、気をつけていればすぐに上手に使えるようになるでしょう。

もっとも、言葉は生き物で進化しますから、いますぐ絶対に直さねばならないというわけではないともいえます。「全然かわいい」「普通においしい」など、従来とは違う使い方が浸透してそのまま定着してしまうのが言葉というもの。

それでも、やっぱり「この人デキるな」「ちゃんとしてるな」と思われ評価が上がるのは、やはり現在正しいとされる言葉を使った時。メールを書く際などに迷ったら、ちょっと調べて正しく使えば、気持ちがよくなることうけあいです。

 

文/近藤とも

1 2