仕事&マネー 知らないと恥をかく敬語の使い方|「お世話さまです」は正しい⁉

敬語でまちがっているかな、という一つのケースとして「フランクになりすぎている」という点があります。

たとえば「すみません」はつい口にしがちですし、近しい間柄の人であれば問題ありませんが、目上の方には「申し訳ありません」というようにしましょう。また、同僚などの場合でも、便利に「すみません」を使いすぎて「ほんとうに悪いと思っているのかな?」と疑われかねませんので、むやみな使用は避けましょう。

なお、「すまなかった」という意味の「すみません」ですが、「すいません」と発音したり、文字にしたりする例も見受けられます。これはさすがに絶対にゆるされませんので、気をつけてください。

~会話例~

配送業者さん:こんにちは。今日は誤用はありますか?

あなた:こんにちは。きょうはこちらの荷物をお願いします。

配送業者さん:承知しました。

上司:ちょっと、これを忘れているよ。

あなた:申し訳ありません。こちらもお願いできますか。

配送業者さん:こちらの箱もですね。承ります。

上司:お世話さまです。

あなた:いつもありがとうございます。

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以前、メールでの「お世話になります」の使い方を取り上げましたが、「お世話」という言葉は使い方が難しいもの。しっかりと感謝の気持ちを伝えるために、正しく使いこなせるようにしたいものです。

過剰な敬語は、距離感を感じさせて避けたいところですが、反対に仲良くしたいからと言って、いわゆる「タメ語」を使ってしまうと「なんだあいつ」「生意気だな」と悪くとらえられることもあるでしょう。

その場に応じて、自分はどの位置にいるのかを把握し、適切な敬語で丁寧に接することができるよう、日ごろから気をつけてトレーニングをしておくことをおすすめします。

取材・文/近藤とも

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