仕事&マネー ヴィクトリアズ・シークレットが店舗の4分の1を閉店!アメリカ経済再開の行方

実は、Lブランズは今年2月にプライベートエクイティ投資会社「シカモア・パートナーズ」に株式の55%を売却することになっていました。ところが新型コロナウイルスの感染拡大により、店舗が一時的に閉鎖されるだろうと考えたシカモア・パートナーズ側が、この契約を取り下げ!

Lブランズの第一四半期の売り上げは37%ダウンとなっており、今後新型コロナウイルスの状況次第では更に苦しい状況となることも予想されています。しかし、一方でこの店舗縮小計画は投資家から評価され、株価が約20%上昇しました。

アメリカでは50州すべてで部分的かつ段階的に再開

5月20日にコネチカット州で緩和されたことで、アメリカで3月から続いていた都市封鎖が50州全ての州において部分的、かつ段階的に経済が再開されました。

とはいえ新型コロナウイルスへの感染状況は週によって大きく異なり、感染者が多く出たニューヨークなどでは、一日の新型コロナウイルスへの感染者や死亡者数が大幅に減少しているのに対し、アリゾナ州などでは現在も感染拡大が続いています。また、アリゾナ州だけでなく、多くの州において連邦政府によるガイドラインの基準を満たしておらず、第二波が訪れる事も懸念されています。

NY市で6月上旬に経済再開の見通し

アメリカ全土のなかでも特にコロナウィルスへの感染が集中しているニューヨーク市のデブラシオ市長は、“ニューヨーク市における段階的な経済の再開は6月上旬になるだろう”と発言。これは新型コロナウイルスによる入院患者数が一時期約1,700人に上ったのに対し、5月21日の時点で60人と収束が見られたためです。

アメリカ経済にとって、当然ながらニューヨークの経済が動き始めることは非常に重要。ファッション業界を含めた多くのビジネスに影響を与え、経営状況を左右します。とはいえ、一部の指標で、まだニューヨーク州の経済再開に関する基準を満たしておらず、動向が注視されています。

時間が経過するほど経済への影響が拡大する

都市封鎖や外出自粛など、新型コロナウイルスへの対策が長引けば長引くほど経済への影響も大きくなってしまいます。とはいえ、感染拡大を抑えたにもかかわらず経済再開で感染者が増大する状況は絶対に避けたいもの……。

ショッピング・旅行・ディナー。当たり前の”楽しみ”を満喫できる日が待ち遠しいですね。

多くの人々が安心して経済活動が行なえるためにも、一人一人の意識と感染を拡大させないための行動が今後も重視されるでしょう。

文/山根ゆずか

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