最近はリモートワークの広がりから、Zoomなどをつかったオンライン形式での面接も増えています。画面越しで勝手が異なりますが、敬語の使い方は変わりません。
そこで面接の際の会話例を見ておきましょう。
~面接の会話例~
面接官:こんにちは。スーツ社の△△です。○○さんでしょうか。
応募者:○○と申します。この度はお時間を割いていただき、ありがとうございます。
面接官:こちらこそ、よろしくお願いいたします。事前にメールでお送りした資料はご覧になりましたか?
応募者:拝見いたしました。書かれている御社のビジョンに大変共感いたしました。
面接官:そうですか。特に※÷×+―~……
応募者:恐れ入ります、マイクの音量が大きいようで、お声が途切れてしまっております。
面接官:失礼しました。聞こえますか。
応募者:はい、よく聞こえます。
☆☆☆
面接をする側でもされる側でも、気をつけなくてはならないのが、話を始める際に「えー」「あー」と言いがちなこと。普通に話すときにも気になりますが、雑念が混じらないオンラインの空間ではさらに気になってしまいますので、気をつけましょう。
今後、オンラインでの会議や打ち合わせ、面接がさらに増加することも予想されます。そうした場合、これまでよりさらにスマートに敬語を使いこなし、自分の魅力の一つとしてアピールする必要が出てきそうです。
二重敬語は何度か取り扱っていますが、本当に間違いやすい敬語です。口から言葉を出す前に一瞬立ち止まって、「丁寧すぎない?」「モノに敬語使ってない?」と自問自答してみるのもよいかもしれませんね。
文/近藤とも